1人と1匹の日常
2005年01月10日(月)  最近、考えること。
知り合いの、おじいさまを介護されておられるお家が、飼っていたワンちゃんを、手放したという話を聞いた。

ヘルパーさんや訪問看護師さんの出入りがあり、犬嫌いな方もいるので、親戚に譲ることにしたのだそうだ。

それまで、おじいちゃんやご家族と、いつも一緒に、家族同然に愛し、仲良く暮らして来られた。
別れる決意は、どんなに心苦しかっただろう。辛かっただろう
そして、今どんなにさみしい思いをされているだろう…。

在宅で暮らす、高齢者や障害者をサポートする、ヘルパーさんや訪問看護師さんの中で、犬嫌いな方や動物アレルギーをお持ちの方もおられると思う。

各事業所で配慮できればいいが、働く側の人数が足りないなどの都合上、なかなかそうはいかないケースも多いようだ。

犬嫌いなヘルパーさんが、犬がいるお家に訪問することは、確かにヘルパーさんのストレスとなる。
「私達は弱者です。」とおっしゃる。
日頃、いろんなお宅を訪問されておられる、ヘルパーさんから言葉をお聞きした。

我が家の場合は、訪問看護師さんが来られている間は、りんくうはハウスの中で待ってもらうことにしている。

いろんな処置をしている間、清潔な器材を、もしもりんくうが触ってしまわないよう。
もしかしたら、犬嫌いな看護師さんがおられたら、・・・怖いものは怖いだろう。

りんくうは?といえば、…看護師さんがいる間は、「お仕事お休み」と、安心して、ハウスで寝息を立てて寝ているのです…笑。

おじいさんにとって、ワンちゃんと、離れ離れにならなくてよい方法は、本当になかったのだろうか?
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