2005年03月05日(土) © 貴方を欲しがるワタシの体。
今日の、夜中から明け方まで
秋クンを独り占め出来る日だった。
優しく、激しく愛されて
嬉しかった、幸せだった。
けれど
セックスの後、抱き合っている幸せな時間に
溢れ出す、あの感情は何だろうか。
零れて仕舞う涙は何なのだろうか。
罪悪感とかでは無いです。ごめんなさい。
嫌な女です、ホント。此処で隠す気もありませんが。
こんな経験は初めてで
こんなセックスは初めてだ。
好きが過ぎると涙になるのだろうか
思い通りにならない気持ちが、言えない言葉が
液体に変化するのだろうか。
込み上げる、好きだなぁ って感情。
苦しくて苦しくて投げ出したい衝動。
少しでも近くに居たくて、溶け合って仕舞える程。
消えて仕舞いそうな、離れて仕舞いそうな不安に駆られて
抱き締める腕に力を込めた。
『ん?如何したの?』
何も無い、何でも無い
と、しか言えない。判らない。
いつか此の腕から離れて行って仕舞う貴方を
きっと、其の時ワタシは引き止める事が出来ないから
だから其の分、今力を入れるんだ。
どんな時も、常に終わりを想定して仕舞う癖が、付いた。
『終わりが来るんだから。』
そう思って、思い込んで過ごしたほうが、楽に決まっているから。