秘 密 主 義 者 秘 密 主 義 者

2005年03月30日(水) © 貴方の彼女で在りたかった。

一緒に過ごせる予定だったあの日
ワタシは遅れ馳せながら彼の部屋に行った
彼は、喜んでくれた。もぅ来ないと思っていた、と。

でも、蒸し返される些細な事、過ぎ去った筈の事
何だか・・・
そう悪いのはワタシで、詫びた筈の事、終わった事。の筈だった。
其れについてまた触れられ責められ、諭され。
彼が正しくても、いくら彼が正論を解いても
心がやさぐれて仕舞った。

ねぇ?さっきキスをしたばかり
大好きだよって言った直後。
如何して如何して此のタイミング?

別れた方が上手く行くと思いませんか?
貴方は、今のワタシ達を如何見ているのですか?
喧嘩ばかりだと思いませんか?
別れた方がお互い優しくなれると思うの
もっと笑い合って過ごせると思うの
もっと、貴方に気を使えると思うの。

言いたい事、こんなにあったのに。
聞きたい事、沢山沢山あったのに。

出したくも無い涙が、出た
責められた事に涙したのでは無い、勿論。
思っていたのは
ワタシは何の為に、何時間も彼を待って居たのだろうか
こんな事を言われる為に、待っていたのだろうか。

只、只其れだけ。やりきれなかった。


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そうですね、そうですよね
正論だわ、貴方の言ってる事は正しい。実に、憎らしいほどに。
でも、泣きたくて泣いてる訳では無いのだ
誰が泣きたいものか。



『帰ります。』



ワタシは部屋を後にした。



ねぇ、やっぱり貴方と付き合って行くのは無理なの?







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