秘 密 主 義 者 秘 密 主 義 者

2005年03月31日(木) © 新しいドアは、すぐ其処に有る。

自宅へ戻ったワタシ
確かに目の前でホロホロと涙するのはズルイ
どうせ暫くは止まらないのだから、一人で泣こう、そう思っての帰宅。
勿論其の後、彼からの連絡は無し。

同じ職場と言うのは良くも在り、悪くも在る
こんな状況下に置かれた場合は、後者が強く非常に気まずい
でも出勤しない訳にはいかない。
一晩中泣きはらしていても、だ。

普通に挨拶をする
普通の素振りをする
彼の様子は普通、に見える。
ワタシは上手くやり過ごせたのだろうか。

そんな訳無い

無ー理ーでーしーた。


帰り際彼に聞かれた。

『まだ怒ってるの?』

えっ?
えぇっ?
何言っちゃってるの?

怒ってるの君じゃないの?
ワタシは、気まずかっただけよ
てゆーか
怒ってたのは君だろ、君!

相変わらずの”鈍男クン”っぷりですね。


悲しかっただけ
折角一緒に過ごせる日だったのに
やりきれなかっただけ
如何してこんな風になって仕舞ったの
何処を直したらいいの?

言いたい事はあったけれど
只『いいえ。』としか答えられない。
何を話しても、何を言っても喧嘩になりそうで怖かったから。

そして、其のまま帰宅した。



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其れは、彼の上司
此処では”やたら偉い人”と表記している其の人が
『最近ワタシの様子がおかしい、お前は見てて気付かないのか?』
と彼に言った所為でもあるのだけれど。

彼も判っては、居ただろう
ワタシの情緒が不安定なのは
自分の所為による処が大きい事も
又、自分には如何する事も出来ない事も。

其れでも、彼より先に
”やたら偉い人”に今の精神状況を悟られ、心配されるのは
やはり、寂しかった。

そして、彼に言った
思っていた事を、考えて居た事を。







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