2005年04月01日(金) © 心はシーソーゲーム。
久し振りに、2人で出掛けて気分転換をしよう。
そう言ってワタシを連れ出した彼。
車内で2人、微妙な空間、微妙な空気
『今のワタシ達は、如何なんだろうね、喧嘩ばっかりで・・。』
切り出したのはワタシ
彼は言った
『喧嘩してるつもりは無いよ、仲良くないとも思って無いし。』
『別れた方がいいのかな、って
最近ずっとそんな事を考えてましたワタシ。』
『そんな気はね、してた・・・だから何も言えなかった。』
何故、なのだろう。
そんな空気を感じておきながら
何も言わなかった彼の心理は何なのだろう。
『別れた方が良いと思いませんか?
前はもっと優しく出来た、気遣ってあげれてた筈だよ
貴方が、只の好きな人になれば、また昔みたいになれる気がするの。』
『其れは、他人だったからでしょ?
言いたい事があってもぶつけなかっただけで
言いたい事が言える様になったから、そう思うんだよ。』
他人だった?
いいえ、今でも貴方は他人だわ。
ワタシ達が引いたラインの位置は数センチだって変わってない。
『別れたいの?』
彼は聞いた。
どうなのだろう
別れたくは、無い、よ。
貴方が好きですから、とってもとっても好きですから。
でも、何なんだろう、言葉にならない感情が心に在るのは確かです。
きっと、ワタシの我侭だけれど、我侭でしかないけれど
”愛情不足”なんだと思います。
貴方の愛情がワタシだけに向けられていない事に
酷く酷く苛立ちを感じるの
目に見えなければ、気にならないけれど
其処はラヴァーですから、目に見えて肌に感じて仕舞うのだ。
『好きじゃなくなった?』
『そんな事ないですよ。』
『そんな風に最近感じるんだけど?』
『いいえ、好きですよ。』