秘 密 主 義 者 秘 密 主 義 者

2007年08月01日(水) © お水の裏側�ァ,�手当ては幾ら程、かしら?

半年前、丁度レギュラーとしてキチンと夜の仕事に入った辺りに
ワタシを”囲いたい”と言う人が居た。

Mさんと言う其の人は、10年近く前
まだワタシが違う仕事をしていた時に、うっすら知り合って居た社長さん。

地元を6年程、離れていたワタシは、久し振りに帰って来たこの地元で
10年近くの歳月を超え、再びその人と出会った。

狭いなぁ・・・世間。

そして、数回会って先程の”囲いたい”の話になった訳だけれど
半年前、ワタシは其の申し出を断っていた。

『誰かの所有物になって過ごすなんて有り得ない。』

其の日から、会って居なかったし連絡もしていなかったのだけれど
久し振りに、お店で会った。

『おぅ葉月、元気か?綺麗になったな。』

此の人はワタシを昔から苗字で呼ぶ
其れは、ワタシが水商売に入っても変わらなかった。


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『社長、如何してワタシが我慢しなくちゃいけないの?我慢するのは貴方よ。』

『判った、判った。』
『でも、もう少し自由でいさせて。』
『あぁ、ゆっくり考えろ。』
半年の間に、ワタシは少しだけ学んだのだろう。

手当てを貰いつつ自分も働く、悠々自適の生活も夢では無い。

自分を殺して得る其の生活は、今より数段上の生活になるだろう
けれど、自分を殺してまで得たい物なのか?

ワタシが欲しいのは
自由になる少しのお金と時間がある、穏やかな生活。

自分に似た子供と過ごす、普通の家庭。
普通が1番難しいなんて判っているけど、夢見るのはそう言う生活。
誰かに飼われて暮らす事では無い、けれど

一生に一回位、そんな生活があってもいいのではないか?とも思う。

ギブアンドテイク、とはよく言ったものだ。







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