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2005年02月20日(日) ©
リアルに都合の良い女。
ワタシの役目と言えば
あの人を癒す、云わばウォーターベッドのようなモノだろうか。
ニコニコしていればあの人は満足なのでしょうか
嬉しいのでしょうか。
薬飲まなきゃ微熱まで下がってくれない
厄介な熱続きのワタシは、出勤直後から
今日も仕事が終わったらサクッと帰って寝て仕舞おうと予定していた。
が。
冗談なのか、本気なのか遊ぼうと言う馬鹿発見
勿論、彼だ。
体調悪いのですが。
貴方、知っている筈ですが。
元気そうにしてるから治ったとでも思ってるんですか。
そんな早く治るか馬鹿。
断るワタシに、何だか拗ね気味のあの人。救えない。
ワタシは貴方のお人形じゃない。
元気そうに見えるから元気なのだと勘違いを起こす貴方は
解っているようで、ワタシの事を全く解って居ない。
『会いたいから。』『一緒に過したいから。』が、理由なら
100歩譲って許してあげる。
でもまぁ、体調悪いと訴えている人間に其れも酷と言えば酷な仕打ちだが。
でもきっと君は
『暇だから。』『遊びたいから。』と言うだろう。
本当の理由はどっちにしても、だ。
周りから見れば、只の都合の良い女なワタシに
リアルで、其れを感じさせないで下さい。
危うく零れそうになった言葉。
もう1度、彼が其れを口にしていたら
ワタシの口から、間違いなく零れていたであろう言葉。
でも、幸運な事に
その後、彼と世間話をする時間もなく就業時間となったワタシは
最後に彼と顔を合わせる事もせず、サッサと帰宅した。