ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2007年08月09日(木)  ©  方向性は決まった。


ほんのり芽生えた恋心・・・って乙女か俺様!
晃です、こんばんわ。ビリーはまだお休み中です、はい。

珍しく誰かを男前だなぁと思い、何となく仲良くなって
好きだと言われ、彼の色んな面を見て惹かれて行く
相手の思う壺、のワタシ。

ヒナも男前、ではあったけれども、彼に惹かれたのは顔ではなかったなぁ。
勘だった、”彼を選べ”とワタシの脳が指令を出したのだ。
そうワタシは勘で動くオンナ。

でも、泰ちゃんに関しては勘が働かない。
脳は何の指令も出さないで只、只管に警戒音を出すだけ。

『ワタシ、泰ちゃんが好きなのかもしれないなぁ。』
職場でポツリ発したら、ママと同僚エミちゃんが『えぇええぇ!今更ぁ?』
と、大きな声をあげた。

あら、ヤダ。ワタシみんなの中ではもう恋する乙女扱いっぽい。

『取り合えず、今色々作戦立ててるから待ってなさい。』とママ
エミちゃんは、クスッと笑って『大ちゃん可哀想だけど、楽しいわぁ。』
厨房のちーちゃんは『今、別れるとか言ったら大さん、如何にかなりますよ。』

三者三様の意見を有難う。

そして
『でも俺、泰ちゃんの本心が判り次第、動きたいと思っております。』
と、言うワタシに

『だから、暴走すんなっつーの。その辺確認するからっ。』
大とワタシが付き合うのを喜んでいた筈のママは言うのだ。
すっかり別れる事に大賛成らしい。

晃 『ママ、ワタシと大が付き合うの喜んでたじゃないですかっ?!』
マ 『思ったより、貴方が大ちゃんの事を好きにならなかったからもういい。』

ママはもう少しワタシが大を好きになれると踏んでいたらしい。・・・残念っ。

晃 『泰ちゃんが居なけりゃ、ワタシ此の侭大人しく付き合ってましたけどね。』
マ 『そうね。』
晃 『だから、泰ちゃんが適当な感じだったら、ワタシ大と別れませんよ。』
マ 『いいんじゃない?』

同僚エミちゃんは、クスクス笑ってワタシの今の状況を楽しんでいる。
ちーちゃんは、大を気に入っているので、別れる事には反対している。

夏・・・其れは恋の季節ですねっ。


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よく判ってる、だから慎重になるのだ。

『何か面白い事無いかなー。』が口癖の職場。
〔不倫で本気では無い〕彼氏有り、本命有り、便利な男有り、のママ。
彼氏有り、ほんのり好きな人有り、のワタシ。
旦那有り〔隠してるけど〕、男友達多数、のエミちゃん。

其々が面白い事を求めている。
合言葉は『〔彼氏、旦那以外の誰かと〕セックスすればいいのに。』だ。

でも今の所、みんなギリギリでセックス、はしていない。ぷっ。
嫌な事をけしかけ合う職場だな。

半分冗談、半分本気なのが恐いところ
でも、そう思うほど退屈しているのだ、今の日常に。





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