ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2007年08月20日(月)  ©  激怒。


毎日”キスマークを消す方法”で検索されているのですが
ワタシは、毎日キスマークを消している訳では無いです、晃です。
でも、一応書いておきますね。
蒸しタオルで温め、キスマークを揉んだ後、蒸しタオルと冷たいタオルを
交代に当てると薄くなるらしいですよ。

午後10時頃に晃邸にやって来た泰ちゃん
ただいまぁ、と普通にワタシの大好きなお茶を買って来てくれた。
晃邸にやって来る時、彼は必ず其のお茶を持参してくれる。

一緒にテレビを見て、話をしてベッドに入った
までは、良かったが
会話の中で、ワタシは余計な事言った。

泰ちゃんに、お前本当に俺だけか?とか何番目だ?とか聞かれて
貴方だけですよ、1番ですよと答えて
”そんな事聞くけど、ワタシは貴方に愛されてる自信が無いわ。”
と、言ったのが地雷だった。

『もぅいい、めんどくせぇ。』と声を荒げた。
『ごめん。』と謝ったけれど
『どれだけ言っても、何を言ってもお前は信じないんだろ。
 今まで俺が言って来た事は一体何な訳?馬鹿みたい、帰るわ。』

悪いのは、ワタシだ
確かに疑ってる、信じるのも恐い。
だけど、彼に其れを言ってはいけなかったんだ。

理由を説明し、謝った
暫くして、仲直りしたけれど
きっと彼は、心の底からは許していないだろう。

『遊んでるだとか、過去の事を言われて、今は俺なりにちゃんと考えてるのに
 其れを言われる俺の気持ちを、お前は考えた事あるのか?』

胸に刺さる言葉だった。
此処で信じてはいけないのかもしれないけれど
簡単な女なのかも知れないけれど
ワタシは、彼が本当に真剣に考えてくれていたのかも知れないと思って仕舞った。
そんな事を言うと、甘いって言われるのかもしれないけれど。

午前6時前に『行って来ます。』と、お仕事出掛けた泰ちゃん。


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少しだけ、安心した。
数時間後には、起きなきゃいけないのに気にしてくれてたのかな?
なんて、都合よく考えて仕舞った。

悪い女になってやる、とか言ってるけど
本当に好きな人が出来たら、そんな事は言えない。
誠実でありたいと、すごくすごく思う。

彼の前では、ワタシはただの簡単な女、なのだ。





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