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2007年08月29日(水) ©
嘘吐き、な彼。
仕事がダルイ、如何して仲良くも無い男子と話をしなければいけないんだ?
根本的な処で意味を見出せない晃、です。こんばんわ。
出勤準備前、お客さんと電話したり、と面倒な作業を一通り終えたら
泰ちゃんから電話があったので、出てみたら切れた。
何故?
急に忙しくなったとか、電話掛けてたらキャッチが入ったとかかな?
と、思って掛けなおさなかったら、世にも珍しい泰ちゃんからのメールが届いた。
”ひとが電話したら話中ぢゃし
やっとつながったらでんし
なにやっとんなぁ”
平仮名ばっかりや。読み辛っ。
きっと、仕事の最中に無理してメールしたのだろう。
彼は、仕事中に電話は出来ても、メールは出来ない環境に居る、から。
取り合えず、電話を掛けたら速攻で出られました、はい。
ブリっと文句言われて、普通の世間話。
泰 『あ、出張決まったから。』
晃 『此間言ってたやつ?』 そう、彼に出張の話が出ていたのだ。
泰 『そうそう、明後日から行ってくる。』
晃 『急やねぇ・・・期間はどれ位?』
泰 『まぁ、半年から1年位やね。』
晃 『長っ!場所は?』
泰 『九州。』
晃 『遠いし、長いなぁ、まぁ仕方無いよね、頑張ってね。』
明後日からかぁ・・・じゃぁ会えないまま行っちゃうんだなぁ。
行く前に顔見たかったよ、って言葉を飲み込んだワタシ。
すると、泰ちゃんは言った。
泰 『そんな急に決まる出張が有る訳無いだろ。』
晃 『・・・?嘘なんかい。』
泰 『まだ決まっておりません。』
晃 『うわぁ、面倒くせぇ・・・。まぁ嘘なら嘘でいいけどさ。』
泰 『それより、下の坊主が大変なんだよ。』
彼の次男は此間から、風邪でとっても調子が悪いのだ。
晃 『風邪、治ってないの?』
泰 『家でも吐いたりしてたんだけど、今日保育園から電話があってさ。』
晃 『うんうん。』
泰 『救急車で運ばれたらしいんだよ。』
晃 『!!!まじでっ!大変やん。』
泰 『取り合えず、俺は動けないから、おかんが迎えに行ってるんだけど。』
晃 『そうなんだぁ・・・で、大丈夫なのっ?』
泰 『・・・・救急車は大袈裟だな。』
晃 『運ばれてないんかい。』
泰 『吐いてるのは、本当だけどな。』
何故?何故今日は嘘ばかり吐くのだ?何か気に入らないのか?
晃 『ねぇ?さっきから、ちょいちょい嘘が多いんですけど?』
泰 『そう?』
晃 『明らかにね、嘘ばっかりやん。』
すると、彼は言った。
泰 『お前、元気が出ないって言ってたから。笑えただろ?』
晃 『笑えない嘘ばっかりでしたが?』
泰 『そう?』
彼なりの気遣いだったらしい。