++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年06月01日(水) ココロのチカラ

今日は転院先の個人クリニックへ紹介状持って初受診の日。
やっぱり初めての所は かなりものすごく緊張感が強く
前日は もちろんろくに眠れないし 朝は朝で子供を送り出した後に
洗濯して干して(天気が良いと絶対しないといけないという
強迫観念にかられてしまうのだ)片付け洗い物など憑かれたように
変なハイペースでこなし・・ふぅ・・・予約時間まで後1時間半。

ここで ちょっとソファに座ったのがマズかった。
そのまま意識が無くなってて気がついたら予約時間
15分過ぎ(大汗)
大慌てでクリニックに電話入れて遅れる旨を伝えて
大丈夫ですよ との優しい応対を聞いてホッとしつつ
大急ぎでバスに飛び乗った。


着いたのは30分過ぎ。もちろん少し待つことになったけど
それは当然。こちらが遅刻してるんだもの。

今度のクリニックはできたばかりでとても綺麗。
威圧感や病院って感じよりもサロンのよう。
受付の看護士さん?も優しい感じのお姉さんという感じで。
名前を呼ばれて入っていった部屋も診察室というよりも
個人の書斎のような雰囲気。 先生も白衣ではなくて私服でニコニコと。

今までの総合病院の先生も穏やかで威圧感のない方だったけど
今回の先生もそういう感じで一安心。
なによりもゆったりとした雰囲気で一人にかける時間が長いという印象。
先生同士もお友達のようで だから 連絡も密に取り きちんと
引継ぎも丁寧にしてくださっていた。

新しい先生からも何かあった時は以前の主治医の先生でも自分でも
どちらでも連絡してもらってかまいませんからね と言われた。
もう自分の手から離れたからおしまい でなくて そういう風に
言っていただけることはやはり素直に有難く嬉しい。

とにかく先生からはゆっくりと一緒に考えていきましょう と
言われた。こちらの意志を尊重しつつ。 
でも 苦しくなったら
ひとりで抱え込まずにいつでも電話でも来院でもしてください と。

薬と受診間隔も今まで通りでお願いした。
実際 薬でかなり楽になっているし。
本当にツイていることに前回今回と先生との相性は良いようだし
ただ それでも 今のわたしには出かけて人に会って話す という
ことはかなり無意識の強い緊張感をもたらす。
終わると本当にグッタリとする。
これだけ良い形で終わっても それはそうだし プレッシャーも
かかる。

だから 先生は受診間隔についてももう少し短くしましょうか?と
いわれたけど 敢えて今まで通りの一ヶ月に一度でお願いした。
薬も量を増やしたくないということも伝えて。

先生からは とにかく無理をしないこと・・ということを重ねて言われた。
一応の受診間隔はこれでも 状態にあわせて一緒に考えて
いくようにしましょう と。



とにかく無事に良い形で終わってホッとした。
後は銀行やら区役所で色々な母子医療関係の更新手続きやら
買い物やらして汗だくでふらふらして家に戻って。

それからすぐに子供帰宅。
「近くの川で小カニ採るって約束したよね?」って言われて
そういえば・・昨日したんだったそんな約束。

マジで倒れそうになりながら でも 約束だもんねぇ。
了解!とカニ捕獲に出発。
身体はクタクタだけど子供の喜ぶ顔見たさについ張り切るお母ちゃん。

嗚呼!!!陽射しが暑いよ。足がふらつくよ・・
あいたたっ!!捕まえようとした小ガニのヤツに
手を挟まれた〜(泣)うううううううう
こうなりゃ意地じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
気力で2匹捕まえて 子供の「お母さんスゴイ!」の声に
ちょっと鼻高々←単純。

しかし 疲れた。
それから すかさずシャワーやら食事の支度やら
あ 掃除機かけとかなきゃ さすがにマズイ!
洗濯物取り込まなきゃ。
明日の用意も・・・

うがぁあああああああ

疲れすぎて変にハイテンションで突っ走ってるワタシ。

さすがに夕食後に倒れて爆睡してました。
気がついたら寄り添って子供寝てた(汗)



っていうか不思議とこの頃 食欲がまるでない。
プリンとかゼリーとか飲み物が精一杯で。
お陰で痩せてきてる。 まぁ今までの蓄えた脂肪あるから
ちょっとのことでは大丈夫(なんか微妙にこういう大丈夫
嬉しくないけど)

でも これちょっとKに話すとかなり心配されてしまった。
大丈夫だよ〜って言ったけど でも懇々と諭された。
少しずつでもいいから食べなきゃダメだよって。

うん。ごめん。ありがと。気をつけるね。



わたしは多分 精神力がかなり強い方なんだと思う。
こうしなきゃ とか ここまではしておかなきゃ とか
思うと身体に無理かけても 
それをやってしまう。
それがやれてしまう。

亡夫の時もそうだったし 他の色々なこともそう。
自分がやらなきゃどうしようもないって現実もあるけど
そういう損な性分なんだろうなって思う。

やらなきゃ もしかしたら 誰かがやってくれることも
あるのかもしれない。 でも それがどうしてもできない。

此処まではやらなきゃならない っていうココロの呪縛が
ものすごく強い。

体調が悪く冷や汗ダラダラで目の前 星が飛んでても 
ここで倒れるわけにはいかない と思えば 自分でも
バカみたいに怖ろしい気力でもって 倒れてもいい場所まで
行ってから倒れる。

でも それができちゃうことと
それで平気なのか ってことは違って。

できちゃうけど オーバーライン越えたその後は
倍返し。パタリとネジが切れる。極端に。

ココロのチカラ 強いんだろうなぁ 多分。
自覚してます。
繊細なというような美しいコトバとは無縁だし。

それでも
強いけど脆い。

やっかいなヤツです。


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単純バカなんだよね。
卑下して言うつもりもないし
それなりのなけなしのプライドだのズルさだの
そーいうのあったりするんだけど

でも基本的にどうみても単純。
醒めて斜めにみて歪んでたりするくせに
複雑なようで 笑っちゃうほど自分を客観的に
自分がみればわかりやすいヤツ。

隠してるだけでね。


ふぅ・・・





この時間 好きだ。
なんかこうして此処にいてヒトリゴトみたいに書いてると
安心する。

今日も生かせてくれてアリガト。

今日生きていたから出会えたことに
感謝。


明日の絶望は明日しよう。
今は今を。
今の絶望が明日まで続くなんてわからないでしょう?
だから
とりあえず 明日を。



ね。







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ゆうなぎ [MAIL]

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