2005年06月21日(火) |
ヤサシいモノモドキの話 |
#現在 6/19(日)#
あるがままに いられたらいいね。 泣きたい時に泣き。笑いたい時に笑い。 それでも それができないのも また わたし自身の選択。不器用な生き方。
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あるがままの ヤサシいモノになりたい。 無理をするとか 意識するとか 何処かを軋ませながらとか そういうのじゃなくて 自然に そのままで ヤサシいモノで在れたら どんなにいいだろう。
ヤサシいモノモドキのわたしは 本当のヤサシいモノに泣きたいほど憧れる。
それでも わたしはヤサシいモノモドキだ。 それでも それが わたしのあるがままだ。
本当のヤサシいモノにはなれないけど ヤサシいモノモドキのわたしは ふと考える。
わたしのそれが あるがままなら わたしは ヤサシいモノになり損なったヤサシいモノモドキでいい。 わたしは ヤサシいモノモドキで生きていこう。
我慢したり無理したり それでも それをしても その道を歩くのだと決めたのがわたし自身なら。
完全なヤサシいモノにはなれなくても ヤサシいモノモドキじゃなきゃ見つからないモノだってあることを ヤサシイモノモドキだから見つけられたモノがあることを 知っているのもわたし自身だから。
ちいさな というには もったいないほどの ささやかな というには 胸の熱くなるような
そんな 出会いの数々や すれ違って行ったヒトが残してくれた笑顔や言葉を こっそりとタカラモノみたいに心にしまって 時々 取り出しては眺めてみる。
祈ってくれるヒトの願ってくれるヒトの 見ていてくれるヒトの想いが
ヤサシいモノモドキのわたしを 瞬間だけ 真実(ほんとう)のヤサシいモノに変えてくれる気がする。
ヤサシいモノモドキは それでもやっぱりたぶんずっと ヤサシいモノモドキのままだろう。 でも でもそれでも ヤサシいモノで在れたなら 逢えなかっただろうヒト達のことを想いながら
ちょっぴり負け惜しみしながらも 少し胸を張ってヤサシいものモドキは思うんだ。
わたしはヤサシいモノモドキ。 永遠にヤサシいモノにはなれないけど
でも それでも 貴方の側にいよう。
でも それでも 貴方の側にいたい。
迷いながら軋みながら傷つけ傷つきながら それでも
そう 思うんだ。
--------------------------------------------------------- ゆうなぎ
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