++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年07月07日(木) Milky Way(ミルキーウェイ)

笹の葉が 風に揺れて。

窓から見える川に架かる橋の横に近くに住む誰かが
立てたんだろう 七夕飾りを昼間見つけて。

そっか 七夕だったんだなぁ。
忘れてた。
最近 日にちの感覚があまりなくて。

子供がいるんだから こういう行事は本当はもっと
熱心にした方がいいんだろうなぁって思う。
例えば 笹に一緒に願いごとの短冊書いて つるすとか
そーいう 微笑ましいヤツ。

はっきり言ってしてません。
忘れてたくらいなので はい スミマセン。
誕生日とかは さすがに ささやかながらするけど
四季折々の行事に関しては見事なほどしなくなった。
情緒ないねぇ・・我が家。

ごめんよ、子供。
なんか母ちゃん(心で)いつも謝ってるよ。
いや実際 日々きみが怪獣化した時は 
母ちゃんセブン(なんかネーミングセンス無いケド)になり
日々闘っておるわけですが。
それはこっちへ置いといて。

ああ ヤサシいヒトに柔らかな世界に
憧れるよ。
えっと ほら ピーターパンのウエンディのママ。
「まぁ・・いけないコねぇ・・・(笑)」っていうの。

ま キャラ的に わたしは まず無理ですが。
つうか 子供怪獣 手ごわいし(ちょっと弱気)


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自分を さ
もっと許してやれたらいいのにね。

自分を縛り付けてるジブン
その枷を完全に外すことは無理でも
少し緩めて 
「それでもダイジョウブなんだよ」って言えたら。

簡単そうに見えるそれが何より実はムズカシイけれど。
それができたら もう少し 息が楽にできるのかな。




七夕。

天の川
ミルキーウェイって天の川のことだったんだね。
知らなかったよ。
いや いつか聞いたかもしれないけど
ずっと 忘れてた。


そういえば もうずっと昔の「りぼん」で 
太刀掛秀子「ミルキーウェイ」って漫画(古いねぇ)
絵柄もすごく好きでファンだったの思い出した。

哀しく切ないものが多くて 子供の頃は
色々読んでいたのに むしろオトナになってからは
なんか切なすぎて読むの辛いみたいなのがあって
ずっと読んでなくて。

この系統の本 漫画 アニメ 映画 全て同じ理由で敬遠。
実生活でシンドイからせめて本とか漫画ではコメディとか
サスペンスとか全然別世界もので現実逃避がいい とかで。

その「ミルキーウェイ」って漫画のあらすじは
正直忘れたというか封印されちゃってるんだけど
ただ こんなふうな台詞?があったのを 不意に思い出して
何だか さっきから それが頭の中で繰り返されてる。


  ”ミルキーウェイ 降っておくれよ。
       寂しい人が眠ってる 深く切ない湖へ ”



うろ覚えでちょっと違ってるかもダケド(すんません)


気持ちが落ちるの承知で何だかもう一度 読んでみたくなった。
泣くだろうか・・わたしは。
まだ涙は残っているだろうか。

それでも もし泣けても
あの頃のと
今の涙は
もう 違うような気がする。 


Milky Way
天の川。

彦星と乙姫は逢えただろうか。
カーテンの隙間から見える夜空。


もう乙姫にはなれない わたし。


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                               ゆうなぎ


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