++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年07月15日(金) ワタシんち

仕事の合間に休憩とイイワケしつつこうして日記。
だって 此処に来るとなんだかキモチがホッとするんだもん。

愚痴であったり他愛無いことであったり時には遠吠えであったり
此処では自由。わたしの空間(といっても公開である以上
見てくださってる方々はいるわけで。その点 多々お見苦しい点が
あることは承知なれど御容赦を(願))

仕事 結構必死。
っていうかモットーが元手をかけずにいかにコツコツとでも
いいから稼ぐか ということなので いちかばちかの
勝負はしない。この場合の本職(といっても他から見れば
副職の類のものだろうけど)は拙いながらジブンの蓄えてきた
スキルを生かしたものだし(だから損するということはない。最悪
お金にならなくてもその分の経験が積めるからプラス) 
副職に始めたことも とりあえずほんと1円の世界からコツコツと
だったりするから。

元手なくキャリアもないとなると
使えるのはとにかくこの頼りないながら独学してきたものと
あと身を惜しまずひたすら自分の労力。


旅行行くもんね!
洋服だって買ったもんね(安いけど新品だぞ!)
ネット検索もして ホテルとかについても印刷して
目的の場所についての資料も印刷して
子供に見せたら嫌でも期待は膨らむ。

たとえ 道中の長時間列車が不安でも。
たとえ 目に見えてお母ちゃん 帰宅時にはボロボロに
なってることがわかってても。

でもさぁ 夜中にタオルケットかけ直しに(寝相めちゃくちゃ悪い)
行った時に寝言でむにゃむにゃ 何の夢見てるんだか笑ってるの
見ちゃうとさ〜

やったるで〜!!お母ちゃん!!って気にもなるじゃん。
単純だし 母。


稼がにゃね〜!
少しでも1円でも 今回生活費も一部崩すからさ。
節約は当然としても その穴埋め分 少しでもね。
外 出て稼げないなら 家でできることして稼ぐしかない。
幸い 一人でする作業なら大丈夫だからPCでの仕事は
例え微力ながら自分がまだ 少しでもできるんだってこと
思えて自分自身の救いでもある。
無理する。 うん 身体壊さないようには本当に気をつけるけど
つもりだけど でも 無理はする。
無理しなきゃ だって 生きてけない。

それじゃ困る。
本当に絶対に何があっても困る。



西原理恵子「ぼくんち」

実はずっと読んだこと無かった。
西原さんの他の作品はほとんど読んでたほどファンだったんだけど
これは 色々あらすじとか読んだ人のレビューとかみると
読むには辛いかなって思って。

けど読んで良かったって思った。
ありきたりだけどどんな名著といわれるものを読んだ後よりも
心にジワジワときた。
このジワジワはちょっとかなり痛かったけど でも
その痛みを感じてでも読んで良かったって思った。

あったかくて途方もなく優しく酷く哀しい。
決して綺麗じゃなくて でもそれが愛おしい。

キレイすぎるものは好きじゃない。
これはあくまで人それぞれだろうけど。
どこか信じられないような気がしてしまう。

立派なひと 良くできたひと っていうのも
凄いな 偉いな〜って思っても 何処かで醒めた目でしか
見れない自分がいる。
この辺 かなり屈折してると自覚。

必死に足掻くひとが好きだ。
不器用に生きるひとが好きだ。
痛みを知らない人間にだけは子供にもなって欲しくない。

優しさと哀しみは隣りあわせだ。
現実は御伽話じゃない。もっと残酷で でもそれでも人は生きる。
何とか生きるんだってしがみつく。
綺麗なんかじゃない。倒れもすれば迷いもする。
起き上がれなくて汚れまくって這いずり転がりまわる。

でも 生きようと してる。

ぼくんち も
ワタシんち も

キミもあなたもわたしも。
みんな。

みんな
それぞれの場所で。
それぞれの今の精一杯で。


それだけは 確かだ。


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                               ゆうなぎ



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