昼間は旅行用の子供の服を買いに行ってきた。
といっても某安いお店。Tシャツ一枚590円とかそういうヤツ。 でも生地も思いの他しっかりしてるしデザインもなかなか良いし あれもこれもってほどあって目移りするほど。 今までちょっと行きにくい場所にあったから来たことなかったんだけど 目からウロコの落ちる思い。
思わず久しぶりに自分の旅行用ブラウスに可愛いTシャツなんかも 興奮して購入。枚数の割には値段も予算内で大満足! 貧乏人には感涙もんです。 久しぶりに買い物欲が満たされてニマニマ。
日頃はあんまりピンクだの明るい色の服着ないわたしだけど ここで何故かオンナノコ願望爆発!(汗) このくらいならっていう薄い綺麗なピンク色の Vネック半袖Tシャツ見つけて。 無地だから胸元に小さなペンダントしても可愛いかも。
ちょうど この日にはちっちゃなちっちゃな サクランボを形どったペンダントしてて。 これはこの前 Kと逢った時に一緒に選んでもらったもの。 この歳で可愛すぎないかなぁ〜って随分悩んだんだけど そんなことないよ〜似合うよ〜の言葉に後押しされて。 いいよね。こんなちっちゃいのだもん って自分にイイワケしつつ。
もう一つ 同じ時に買った大好きな月のペンダントもあるから どっちにしてもこのピンクのに合いそうだし。むふふ。。
もう一枚の半袖ブラウスはちょっと変わった花柄。 こっちはいつものわたしの感じの薄いブラウンだけど ボタン外して前開けて中にちょっと落ち着いた感じの 無地レモン色のレースのついたキャミソール合わせて。 こういう着方もめったにしないのに どーしたんだろ わたし。
実は基本的にはフリフリじゃない何気に可愛いものが好き。 フリフリは似合わないから(これはさすがに自覚シテオリマス) でも たまにはこのくらいなら いいよね?
あと もう一枚は薄く透けた長袖のオフホワイトのカーディガン。 これは冷房&日焼け避けかな〜重宝しそうだったんで。 白状しますとこれにまた綺麗なこれも胸元レースの優しいグリーン無地の キャミソールも買っちゃった。
久しぶりだ〜!なんか嬉しい。 子供のもしっかりゲットしたけど自分の服 あれこれ迷って選んで 買うのってやっぱりワクワクする。 出費は痛いけど(この値段でも)←ケチというなかれ。現実厳しいんで(汗)
でもでも 行った価値あったなぁ〜いい気分転換になったし。 疲れたけど(笑)
帰ってきたら この前頼んだ本が届いてた。 #太刀掛秀子「ミルキーウェイ」#
記憶に残ってた言葉はちょっと違ってた。
”ミルキーウェイ 降っておくれよ。 さみしい人が眠ってる 青くつめたい 湖に・・・・・・・” 「ミルキーウェイ」より
これが正解。
最後まで読んで ああ・・・こういうお話だったなぁ・・と。 ここでは 敢えてあらすじには触れないけど やっぱり ヒトを亡くしたひと、逝かせてしまったひとが 読むのは辛い物語だと 思った。
ただ わたしは 泣けなかった。 でもそれは 泣けなかったから良くなかったってわけじゃなくて 泣けなくなってた って言えばいいのかな・・・。
上手くいえないんだけど現実はもっとドロドロしてやりきれなかったり 答えが見つからなかったり。それを知ってしまったから だからかもしれない・・・。
綺麗な澄んだこの物語。 それでも ひとつの救いの形を昇華させたもののように思えた。 所詮キレイゴトって思わずに 不思議と静かな気持ちで受け入れられた。 泣けなくなっていたジブンは 切なかったけれど。
でもやっぱり もう一度は 読めないな。 もう少し時が過ぎて・・・ それまでは・・・。
静かな現実の中を生きている。 静かな哀しみ。静かな苦しみ。 静かな迷い。静かな葛藤。
この静かな静かな世界。 囁くような声だけが行き交う。
泣けば望みが叶うなら涙枯れるまで泣こう。 泣けば何か変わるのならば目が開かなくなるほどに。 叫びながら喚きながら声を嗄らしてでも。
けど そうすれば余計に辛くなるだけだから だから 呑み込んで俯く蹲る。 胸の真ん中にポッカリと空いた穴を両手で押さえて よろよろとでも立ち上がる。
この静かな現実。 この残酷なほどに淡々とした時の流れ。
がむしゃらに不器用にひたすらに生きるしか 今のわたしには できない。
ああ 繰言ばかりを また。 ジブンに言い聞かせるように。
青く冷たい 星の降る湖。
本当にあるのなら いつか いつか
見てみたいと そう 思う。
其処には何が見えるのだろう。 さみしい人の魂は其処に眠っているのだろうか。
降っておくれよ・・・ ミルキーウェイ・・・・
降って・・・ 降って・・・・ 降り積もって包んで アノヒトがさみしくないように。
どうか
流せなくなった涙の代わりに。
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ゆうなぎ
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