++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年07月20日(水) 走る走る走る(嵐のように吹き荒れながら)

嵐のように吹き荒れながら
何もかもに全身全霊で勝負を挑むみたいに。

ひたすらにがむしゃらに火を噴きながら煙をあげて

走る走る走る


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今の仕事もうすぐ仕上げられるな って思っていたら
思いがけなく もう一件 仕事の問い合わせ。
これは ちょっとかなりややこしい仕事になると思う。
引き受けたら多分。
それでも 何とか引き受ける形にもっていきたいと思ってる。

一番の理由=お金が欲しいから(キッパリ)

何度もここにも書いて自分にも言い聞かせていることだけど
元手もキャリアもないような自分が使えるのはこの労力だけ。
未だスキルには自信ない。
実際勉強しつつ検索しつつ確認しつつ綱渡りのように来た
この1年余り。
今 少しマシになったとはいっても日々文字通り必死。
惜しむ労力は 無い。そんな余裕 逆さにふっても 無い。

それでも とにかく走る走る走る。
マジでホントにそりゃ休みたい。もうギリギリ越えて
煙 噴きだしてる。 
うーーーーと髪掻き毟って唸る。上手くいかなくて焦る。
ものすごい眠気が不意に襲ってきて意識なくなって
机の角にオデコごつん。
で ハッとしてまたPCに向かう。

夏休みに入ったおかげで余計に子供も放置状態。
家のグチャグチャ度 より高くなる。
食事手抜きまくり。

子供は かまって欲しくてやってくる。
それにもウロ返事 ごめんねとちょっとだけ待ってねの連発。

ああ・・・ほんっとにもう!
頭グチャグチャ。

でも 今・今やらなきゃ意味無い。
現実は泣くの通り越して笑ってしまうほどシビア。
薬の量は増えなくても間隔がどうしても近くなる。
不安感とイライラと憔悴感と落ちこみ。
気を抜くとパニックになりそう。
悪夢の中みたいに手が足が身体が重くて 何でだ!!!


深呼吸。
無理にでも。


現実。本当に厳しいけど これが現実。
逃げれるんなら逃げる。ほんと逃げ出したい。
いっそ消えれるなら楽になれるんじゃないかとか
白状するけどやっぱり思ったりする。
泣いて何かが変わるなら泣きたい。


でも絶対 諦めるわけにはいかないんだ。
生きること。生き抜くこと。

それは どんなことがあっても だ。




「いいねぇ まだそんな気力があるんだから元気じゃん」とか
「本当に参ってる人はそんな気力すらないんだ」とか

もしも 今そう言われたら相手をぶん殴ってしまいそうな気がする。

おめーに何がわかるってんだよ!!!って。
気力なんてもんは使い果たしてるよ。とうの昔に。
何回も繰り返し繰り返し気の遠くなるほど
すり減らしてすり減らされて
今 ここにいるのはひたすら守りたいからだよ。
そりゃもう 本能かもしれない。
キレイゴトとかブチ飛ぶような。

死ねりゃ楽になるって思うか?
あのね 死なんてそんな綺麗なもんじゃないよ。
もっと生々しいの。死ぬまでの時間ってそりゃ苦しいもんだよ。
死んでいくまでの時間。アンタになんでそんなことがわかるんだって?
わかりゃしないよ。死んでいく人間の苦しみは。
けど側でずっとずっと見ていなきゃならない人間の苦しみはわかる。
永劫の拷問のようなあの時間はわかる。
消えることのない傷や遺されたものが背負い続ける重荷はわかる。

だから簡単に消えるとか言ってるの聞くとある意味羨ましい。
死を 一人の人間が消えるってこと 
そんなふうに綺麗な夢みたいに思えるなんて。
そこに救いがあるって信じられるなんて。

もうあたしには そんなこと信じられない。
どんなことがあっても二度と口にできない。
こんな思いを他の誰かにさせるのは絶対に嫌だ。



だから

走る走る走る

火を噴こうが煙上げようが
他に走り手がいないなら
カチカチ山のタヌキさながら

見事 燃え尽きてやろうじゃないか。

嵐のように吹き荒れながら
何もかもに全身全霊で勝負を挑むみたいに。



空に向かって


ちゃんと見てろ! って
叫ぶ。






涙は何処かに落としてきてしまった。
もしも泣く時は ヒトリ だ。

それで いい。


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嵐のように吹き荒れながら
何もかもに全身全霊で勝負を挑むみたいに。

ひたすらにがむしゃらに火を噴きながら煙をあげて

走る走る走る走る走る走る


走る。

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                               ゆうなぎ


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