| 2005年08月02日(火) |
夢の足跡(ユメノアシアト) |
何とか怪獣共々 無事帰宅 PM11:30過ぎ。
お母ちゃん隊長は さすがにフラフラ。 怪獣の方もシャワー済ませるとさすがに ものの見事にコテンとオヤスミ。
わたしも同様に一応メールチェックだけって立ち上げたPCの前で 意識いつしか遠くなり・・・。
とにかく目的地は遠かったし 乗り継ぎも やっぱり構内図とかまでネット検索かけて出してて 正解。子連れの旅はとにかく思うようにいかない。 途中でグズったりワガママ言ったりもアリで それをなだめたり目に余れば叱ったり(このサジ加減も大変微妙) 神経張り詰めて ひたすらに目的地へと行軍。
その上 着いて歩き出せば 一応日焼け止め塗って帽子は被って いったのに顔とかヒリヒリしてくるほどの暑さだし(泣) 暑さに極端に弱くカラータイマーが3分間しか持たない 何処かのヒーロー並みのお母ちゃんは既に溶けかかって 意識朦朧。嗚呼 この炎天下。。 もう 煮るなり焼くなり好きなようにしてくれい!
でも とにかくも写真山盛りに撮った。 半分意識とびつつも ひたすらに撮った。
怪獣にも専用に使い捨てカメラ持たせて自分が撮りたい物を 好きなだけ撮っていいからね!って言って。 まぁ 撮りも撮ったり 買い足してカメラ10つ分(怪獣のみ)
お土産 実家の両親と祖母へは別として このカメラ代でかなりの遊興費が消えたことは間違いないと思う(涙)
もちろん お母ちゃんもひたすらデジカメで撮影。 100枚近くはやっぱり撮った。
だってね とにかく残しておきたかった。 形あるモノとしてね。 写真は残る。あ〜あの時ってこんなだったねって 残るから。それも自分で撮った写真ならなおさら。 だから決めてたんだ。 どれだけでも自分で写真好きなだけ撮らせるって。
実際 旅の始まりなんか「アンタ こんな景色撮ってどーするの?」って 言いたくなるようなどーでもいい景色とかにほぼ1つ分カメラ使うし。
でもさ キラキラした目で「新幹線からの景色 こんなんだったって おじいちゃん達に見せてあげるんだ」とか言われたら そりゃ お母ちゃんも「うんうん!きっと喜ぶよ」と答えるしか ないでしょう! それに そういう一つ一つこそが代えがたい想い出になるんだもの。
ホテル ビジネスだったけど思った以上に綺麗で感激。 駅から近いしその上 近くに大型スーパー有。 さっそくに夕食の買出ししてホテルチェックイン後はひたすら ホテルにお篭りでその日の疲れを取る・・。
(もちろん ここでもほぼ1つ分 カメラ消費) ひたすらはしゃぐ子供。オイオイ 今からそんなテンションじゃ 肝心のメインの明日大丈夫かい?って思うほど。 でもホテル自体初めてだからすごく楽しかったみたいで。
狭いユニットバスに一緒に入ってシャワーカーテン珍しがって 使い方教えたらえらく感心してた。へぇ〜すごいねぇ って。
さっぱりしたらベットに寝転んで色々話する。 買いこんできた食糧でプチ宴会(笑) 此処まできたんだねぇ・・と感慨無量。
早めに沈没しておかげで早めに起きたら 翌朝は まぁ 止めてくれってほどの晴天。 とりあえず 早めにチェックアウトして ひたすら 本来の目的地へ。
正直 わたしは人からの情報とかで あんまり期待は してなかったけど でもそこはその時よりもかなり進化してて。 その上 うちの怪獣のようなその手のマニアには時間いくらあっても 足りないほどの宝の山状態だったらしい。 ひと所が長い 動きゃしないし(汗)
もうお母ちゃんの方は暑さで意識朦朧。 顔 既に日焼け止め汗で流れ落ちて効果なし 真っ赤。 もーいいって開き直り(でも泣きそう) それでも 楽しかったけど(笑)
とにかくとにかく 帰りはひたすら行き以上に緊張。 無事に帰り着くまでは・・と荷物は常に抱えこむようにして トイレに立つのにも持っていって。 切符やら財布。貴重品は定期的にそっと確認。 乗り換えの度に緊張。
タクシー乗って自宅に帰り着いて 部屋のドア開けて 初めて心底ホッとした。
とりあえず無事帰還を 実家や友人へと知らせる。 で 荷物解くのももどかしく再度シャワー。 汗みどろの身体スッキリとして やっと気持が緩んだ。
はっきりいって死にそうだった。 大変だった。 良く生きて戻れたよ(マジで) でも やっぱり 連れていってやれて良かった。
使い捨てカメラの山とお土産(主にというかほどんど怪獣用) を前にして。 横でむにゃむにゃと満足そうに眠る いい気なもん な寝顔見ながら ヒリヒリする顔に化粧水つけながら。 お母ちゃんは 旅行中の モーヤダ!!!!!!!って 叫び忘れるかのように思うわけです。
夢の足跡。 ひとつ悲願達成(笑)
あ お空のお方へのお土産 忘れとりました。許せ! 仏壇へは一応 無事帰還とお礼は言っておいたけど。
まぁ 無事に帰りついたことがお土産だってことで(勝手な言い草) お盆にはちゃんとお酒と煙草供えるので それで堪忍。
憶えててくれたらいい。 ううん
いつか 何かを忘れそうになった時に 想いだしてくれたら いい。
あの日めちゃめちゃ暑かったね とか ケンカしてグズったことでも 撮りまくった写真に 一緒に入ったユニットバスの狭いお風呂。
そうして一緒に見た あの風景。
何か 優しいモノ 楽しかったコト を 遺してやりたかった。家族としての。 親として。 たとえ それが永遠にヒトカケラの欠けた形であったとしても。
1つでも遺せて良かった。 そう 思う。
さぁて ヘロヘロお母ちゃんは 休むまもなく また仕事の日々になりそう。
ヘタレつつ がんばりまっす!(笑)
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ゆうなぎ
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