久しぶりに美容院に行ってボサボサ頭をカットして貰ってきた。
さすがにスゴイ状態になっていたのでおかげでスッキリ。 頭が軽い。髪も生き返った感じ。
ただ帰り道でたまたま知人の方と会って声をかけられたので 少し話したのだけど。 わたしの鬱のことや体調のことも人づてに伝え聞いてらした様子で 自然とその話になった。
隠すつもりは無かったので普通に話したけど そしたら案の定 親切心からだろうが その方のお友達が鬱だったという話になって・・・
曰く 「あなたはまだお元気そうだから大丈夫よ。私の友達は ご主人にすっかり依存してしまって服の裾を握ってついてまわってる 有様だったし、ウチに遊びに来てもいつも暗い顔をして 溜息ばかりついて遠い目をしてたから」 だそうで。 続けて言われるには 「でもその友達は心療内科の薬を飲むのを止めたら すっかり今では 元気になってるわよ」と。だから薬もお医者さんの言うとおりに バカ正直に飲まないほうがいいとかなんとか・・。
そうですか。はい。そうですね〜 と愛想良く笑顔すら見せつつ 素直に聞いてるわたしはそりゃ軽い鬱程度くらいにしか 見えないだろうな。別にいいんだけど。
それでは・・と その方と別れた後 とても複雑な気持ちになった。
喉に引っかかったまま詰まった言葉が苦しくて 軽くなったはずの頭がズキズキと鈍く痛んだ。
だって わたしが他人(ひと)に向けて元気そうな仮面を 自動装着してしまうのは そうしないとやっていけないからなんだよ。
誰かに依存したくてもその誰かがいないからしょうがない。 わたしだってできるなら誰かの服の裾を持ってついてまわりたい。 その人に肩代わりして貰って溜息ついて思い切り暗い顔の一つも してみたい。
どんな感情にせよ、それをそうやって外に出せるヒトが わたしは羨ましい。
薬だって自己判断で勝手に止められて副作用がこないなら その方がいいだろうけど 薬によってはそうもいかない。 ケースバイケースだと思う。 実際 今わたしが飲んでる薬 飲み忘れると酷い目にあうのは もう嫌というほど骨身に沁みてる。
まず断薬できる精神状態にないというのもあるが 断薬する時は医師の指導を仰ぎ少しずつ時間をかけて 減薬していく必要があるといわれてるのが頷ける。
結局は出したもん勝ちじゃん・・ってヒネクレタココロが呟く。 世間の見る目なんてそんなもんだ。 感情を全面に押し出した方が 大変ね〜となって 抑え込まなきゃどうしようもない方が まだ大丈夫ね って言われる。
確かに苦しさや辛さなんて人それぞれだし 立場も状況も違う中 比べるものじゃないことくらいわかってるつもり。
でもさ・・・わたしだって わたしだってね・・・ 全然 大丈夫なんかじゃないんだよ。 ただ言えないだけ。 それを口に出してもどうしようもないから。 それでどうなるわけでもないどころか堤防のわたしが崩れたら 全部崩壊するだけだから。
だから精一杯 踏ん張って踏ん張って踏ん張って
やめよう。
それ考えてどうなる。
それぞれの現状が其処にあるだけのことじゃないか。
比べるものじゃないといいながら何処かで比べて羨んでいる。
闇の無い世界などないけど どうか自分でジブンの心の闇に呑みこまれないように。
闇がコワイモノなのではなくて ジブンの目が 歪んだ闇を創りだしてしまう方が
きっと ずっと
怖くて哀しいから。
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ゆうなぎ
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