「友達から友達へ」
友達から友達へ
どんなときでも 君が好きです どんな君でも 僕は好きです
*
「遠く」
自分の心なのに 自分の心が
今のわたしには 一番遠い
遠くで ぽつんと
佇んでいて
振り向かない
*
「それでも朝は来る」
エンドレスの唄をセットして 部屋の隅にうずくまる
誰も聞く人などいないのに いつから声を殺して 泣くことを覚えたのだろう
泣き疲れて眠れば いつか 朝が来る
ただひとつの希望だと だけど それは わたしの思ったこと
確かにあの瞬間 それは 真実だったのだから
泣き疲れて眠れば それでも 朝は来る
射し込む朝日で目覚めるまで もう少しだけ あの日の亡骸(なきがら)を抱いていよう
それでも 朝は来る 朝は来るのだから・・・
*
「その日」
窓に張り付いた蝉が うわんうわんと鳴いている
窓を開けて入る風は生ぬるい
わたしは また この季節を生きている
生きるということ
無条件で生きているようでありながら
生かされていることに気が付く瞬間
*
「でこぼこ」
昨日 転んだときにつくった膝の傷 今日 包丁で切ってしまった指の傷
そそっかしいのか 傷ばかりつくって その度 痛い思いして
それでも きっと 明日も傷をつくってしまうだろう
傷つくのは誰だってきっと怖い だから 臆病にもなる
だけど 傷ついた身体でも
傷つかなかったときには わからなかったこと知っている
こんなふうに不器用にしか生きられないから
こんなふうに不器用にしか生きられないけど
それでも 傷つきながらでも生きていきたい 苦しみながらでも 前に進みたい
わたし 生きているよ わたし 生きていくよ
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ゆうなぎ
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