末っ子は寝る時にわたしの腕枕で足をくっつけて抱きつくようにして眠る。
真ん中の子が こそっとやってきて「ハグして」って言ったから そういえば久々になっちゃってたよね ってぎゅうううってしたら 「頭ヨシヨシも・・」って。 もちろんいっぱいヨシヨシってして もう一度 ぎゅううううう。 安心したような顔してささっと戻っていった。
どうしても末っ子への比重が大きくなっている時期なので 真ん中は密かに寂しいのだろうと思う。 けど 真ん中がトンネルの中だった時には末っ子も我慢してたと 思うから 今度はお兄ちゃんが少しだけ我慢の番。ごめんね。
冬休みに入って一応一息つくとはいえ、まだ 末っ子のトンネル脱出には時間がかかりそうだ。 どうするのが一番良いのか。どう働きかけていけばいいのか。 わからないことばかりで 迷いながら試行錯誤しながら でもこの手は離さない。
あまえんぼうでさみしがりの癖に頑固なあまのじゃく。 末っ子は今 自分でも混乱して結果 迷路暴走してる気がする。
わたしにも答えがあるわけじゃない。 もしかしたら 遠回りの坂道をひいふうとよろけながら 一緒に登ってるのかもしれない。
でもたったひとつ これだけは・・って決めてることがあって それはいっぱい抱っこやぎゅううやチュウをして ”キミをアイシテイルンダヨ”ってことを温もりで伝え続けること。
不器用さでは三兄弟のうち 一番かもしれない末っ子。 だから なおさら。
全身でぶつかることでしか今 うまく言えないなら ヘナチョコおっかあだけど ありったけの全力で受け止めてみせるから来い! 力こそ弱いけど 眼力と底力の肝っ玉と想う気持ちなら負けない。 近道で無くていい。みつかるまで一緒にみつけよう。 だから、ね。
温もりの記憶はひとを救う力があると信じている。 甘えることが許されて信じていいのだと そう思えるひとが一人でもいてくれたら
ひとは わたしは
生きていける気がするんだ。
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ゆうなぎ
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