++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2008年09月21日(日) 灰になるまで

 ※パソコンの調子が
  良くないので携帯から


検査日は朝から最悪だった。


ずっとお守りでしていた
翡翠のくり抜き指輪が
不意に粉々に割れてしまい。

何とか問題解決したはずのパソコンがまた不安定になり。

時間になり、
長男に付き添って貰い
出かけた出合い頭に
例の女社長とばったり。

アチラは全く何事も
なかったかのように
優雅な笑顔で
おはようございます。
こちらもさすがに
笑えなかったけど
おはようございます
と 何とか返した。
どんだけ図太い神経してるんだ
って悔しかったけど
こらえた。

こういうタイプのヒトには
何を言っても無駄。
亡夫の両親や兄弟で
嫌というほど学習済み。

どれだけこちらが正論言っても
自分が絶対 って考えだから
脳内で都合のいい理屈により
全て変換される。

女社長に会った時点で
わたしの精神状態は
駄目押しされた感じだった。

付き添う長男が
心配してるのがわかったけど
能面の顔につぐんだままの口。
少しでもこれ以上揺らせば 砕け散ってしまう。

バスに乗り病院へ向かう。

受付を済ませて
順番待ち。
しばらくして呼ばれて
検査。

実は検査の途中で
倒れてしまった。

それでなくても
病院という場所は
フラッシュバックを
起こしやすいし、
加えて最近はほとんど
食べれて無かった。
ストレスも限界値で
朝のが引き金に
なったんだと思う。

貧血にパニック起こして
しまい
意識戻ってもひどい有様。

検査技師さんがとっさに
支えてくださったので
頭を打たなくてすんだのは
幸いだった。

看護師さんが来られて
血圧を測る。
冷汗と脂汗が酷く
気持ちが悪い。

検査の続きはまた
日を改めてにしましょう
と言われるが
少し休んだら大丈夫だと
思うので とお願いする。
せっかくここまできて
検査半分まで済ませたのに
またもう一度の気力が
とても出そうにないし
この検査で異常が無ければ
一つ安心できる。

無理をいって
申し訳なかったけれど
主治医の先生に
希望を伝えて指示を
仰ぐことに。

少し休んで血圧が戻れば
様子を見ながら
残りは車椅子に乗って
続行ということに。

そして なんとか検査を
済ますことができた。

結果は異常無し。
心底ホッとした。

息子は待合室で
待ってくれていたのだけど

車椅子でぐったりして
帰ってきたわたしに
びっくりして。
また心配を
かけてしまったが
検査結果に異常が無かったのを報告すると
何度も
良かった、良かったと
言ってた。

しばらく病院で
休ませてもらい
帰宅。

長男に付き添って
貰っていて良かったと
思った。
やはり 今の自分だと
行き帰りが情けないけど
心もとない。

帰った後は薬飲んで
氷枕にダウン。
それでも長男が
作ってくれた うどんを
食べれた。


今 わたしの心と身体は
ぐちゃぐちゃになってる。
混沌としていて
どうにも苦しくて辛い。

特効薬があるわけでもなく
また 治す以前に
後から後からくる諸々で
また混乱する。


此処でない何処かへ
いきたい

何度も何度も何度も
そう 思った。
今だって
そう思うことを
止められない。


でもそんな場所はない。

わたしは此処で生きて
此処で死んでいく。

この混沌が
いつまで続くのか
まったく未来は見えない。

けど
諦めたと何度口にしても
多分やっぱり
諦めきれないのだ。


結局 わたしはシブトイ。
みっともないほどに
あがき続けながら
でもそんな風にでも
生きることができるなら
それが わたしなら

灰になるまで

燃え尽きるまで。



     ゆうなぎ


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