++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2008年11月03日(月) こころの旅

新しい心療内科へ行く日が迫っている。


頭の中で無意識に何種類もの質疑応答を
シミュレーションしている自分に気がついて
なんともやりきれない気持ちになる。

行ってみてからじゃないとわからないのだから
その前からそこまで身構えることはないだろうにと
思われるかもしれないし
わたしもそう考えられたらもっとラクなのにと思う。

でもそれがどうしてもできない。
頭を振って考えないように・・とするのだけど
気がつくとまた 考えている。

今までの経験からなる自己防衛システム。

期待しないこと。
気を抜かないこと。
傷つく心構えをしていくこと。

馬鹿げたガラスの鎧かもしれないが
それでも これを着込んでないと怖くて外へなどいけない。


わたしはとても怖い

いつも怖い


背負い抱えるものがなければ
わたしは外の世界との接触を絶っても
一向にかまわないとすら思う。

まったく、でなくても 
PCを窓にして
ごく一部の本当に心を許せるひとたちとだけ

あとは本と音楽があれば

それだけで。



ある意味 わたしは
いつからか 
遠い夢の中を生きているような気さえする。

虚無に心を喰われそうになりながら。

それでも 生きているだけ めっけものだ。

たとえ

壁に頭を衝動的にぶつけても
車の前にふらりと飛び出しそうになっても
ベランダから半身を乗り出しても

最後の最後でカミサマは 
臆病でへたれな私 を残してくれたから。




この旅はわたしが歩いていかないといけない旅。
始まりから終わりまで わたしにしか歩けない道程(みちのり)。 



だから今日もまた

わたしは わたしの 心の旅路を 往く。


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                              ゆうなぎ


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