++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2008年11月04日(火) 午前3時


「孤独の肖像」/ 中島みゆき




もうだいぶ前から決まって目が覚める
午前3時

疲れてぐったりと眠り込んだはずの日も
睡眠薬を飲んでも眠れずに
うつらうつらしかできないような日も
午前3時になると決まって目が覚める。

ひとつには下二人がまだ学校に対して
完全に安定した状態ではないので。
朝 間違っても寝過ごしてはいけないと
気を張っているからかもしれない。

でも休みの日にも午前3時起きは発動する。
これはもう刷り込みになってしまってる気がする。

それならそれでもいいかなとも思う。
これで たとえばもっと強い睡眠薬で眠れるようになっても
反対に朝寝過ごすようなことになったら
なんにもならないし、眠れても意味がない。


今日は連休明け
まださすがに子供達を起こすのには早いので
みんな寝ている。

連休明けが一番、不安感が強い。
今日 学校に無事に行ってくれるだろうか。

もしダメだったときのことも考えておかないと。
学校への対応。
明日へ繋げられるように。

それでも子供達は子供達なりに彼らの中で
試行錯誤しながら進んでいるのはわかる。
1年前の彼らと今の彼らは確実に違ってる。

だけど機械じゃないから
揺れもするし、一見、以前のようにまたなってしまうのでは
というような状態になる時もある。

そんな時こそむしろのんびりと構えてやりたいのに
学校や周囲はどうしても一時的にでも後ろへ下がることを
すごく警戒する。

無理もないのだろうとは思う。
だけどそれがわたしたち親子を追い詰める結果になる。


前に進み続けることだけが良いことなんだろうか?
一見 後退しているようにみえることに意味はないの?

どんどん、世の中のテンポが
人生の道草を許さないようになってきているみたいだ。

前へ前へ とにかく 前へ
そうしてせかされてせかされて
行く先は何処?
疲れて大切なもの落としても拾う暇もなく
そこまでして進んだ先にあるものって何?



午前3時に起きて

音を忍ばせて朝の用意をして
たまにこんな風にパソコンに向かったりして
答えの無い問いばかり繰り返している。



まだ外は夜明け前。


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                              ゆうなぎ



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