2006年11月11日(土) |
「こうあるべき」という縛り |
自分はこうあるべきだっ!、という縛りがあると、そうでない自分を認める事が出来ず、そんな状況に強いストレスを感じてしまう部分がございます。 そして、「こうあるべき、こうでなければ」という決め付けを自分に持っている方は、相手に対しても決め付けてしまう部分を多く持っている。例えば、「自分がこうしてるんだから、相手もこうするべきだ・・・」と、気持ちを押し付けてしまったり、それが叶わない事に不満を覚える。 また、自分はこうしなければ相手に好かれない。これが出来ないと相手に嫌われてしまう。という不安から、自分にはこのような欠点があるから好かれないと考え、だからこそ「こうあるべき」という決め付け・縛りにとらわれてしまう。 もっと綺麗でないと、オシャレじゃないと、痩せてないと男性からモテない。話し上手で面白くないと、ルックスが良くないと女性から好かれない・・・。 しかし、上記のような決め付けよりも、その事によって生じる劣等感、自信の無さの方が原因で、人間・恋愛関係などにおける問題へと繋がって行く。一つ言える事は、たとえ欠点や弱点があったとしても、周りの方は貴方を好きになってくれるという事です。 今、皆様自身が持っている「こうあるべき」という事。その「べき」という縛りが無くなった事を想像した場合、心にとても余裕やゆとりを持つ事が出来、苦しみやストレスから開放されるのではないでしょうか。 そして、自分の中にある「こうあるべき」が無くなったとしても、周りは貴方の事を嫌いになったりせず、むしろ本来持っている力を発揮した自然な姿を、今以上に好きになって下さる事でしょう。 是非、肩の力を抜いて、一つ深呼吸をして前に進んで頂ければ幸いです。
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