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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2007年11月18日(日) えびす講

突然ではございますが、恵比寿さんと言えば、釣竿を手に持ち鯛を抱え、にこやかな笑顔の印象が強い七福神の一人として。またそれに由来した「エビスビール」などの商品がある事からも、とても有名な神様として皆様もご存知であり、親しみや馴染みのある存在かと思います。

さて、あさって11月20日には「えびす講」という行事がございます。旧暦の10月20に行われていた事から、今も地方によっては、10月、あるいは11月に行われたりと日付は異なりますが、改めまして、恵比寿様をおまつりする行事となります。

どうしてこの時期に恵比寿様をお祭りするのでしょう・・・。その背景には、先月にある出来事が大きく影響しているのですが、皆様は10月の事を、別名を「神無月(かんなづき)」と呼ぶ事をご存知でしょうか。
その名前の通り、神様がいない月という意味になるのですが、10月には島根県にある出雲大社に全国の神様が集まり、一年の事を話し合うと言い伝えられています。逆に、沢山の神様が集まる出雲・島根県では、10月の事を「神在月」とも呼びます。

分かりやすく例えるならば、全国の神様が家を留守にし、出雲大社での話し合いに参加する。という状況の中、そんな留守を預かるのが、竃様(かまどのかみ)とも呼ばれる恵比寿様であり、留守を守って下さる事、一年の無事を感謝する意味を込めて、今の時期にお祭りが行われる形となります。

また、その他にも有名なえびす講として、1月の年はじめに行われる「えびす祭り、十日えびす、えべっさん」というお祭りがございます。
よくテレビなどで放送されますが、神社の門からお社まで全速力で走り、その年の福男(一番福)を決めるお祭りも、兵庫県にある「西宮神社」という、えびす神社の総本社で行われております。

最初にご説明させて頂いた通り、釣竿を持ち鯛を抱えている事からも、恵比寿様は水や海に関係する神様と言われており、それが漁業の豊漁から、いつしか商売繁盛の福の神へと捉え方が変わって参りました。

私達にとって馴染みの深い恵比寿様ですが、皆様の周りにも多くの神様がいらっしゃり、その存在をもっと身近に感じて頂けたなら幸いに思います。



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