うさぎのつぶやき
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2003年08月19日(火) |
◆初めての大阪 −1− |
7月22日の夕方、田舎の母から電話が・・・。 母の兄に当たる伯父が亡くなったとの知らせだった。
私の母は、生まれて間もなくに母親が亡くなり、若い頃に父親もなくしてしまった為、 親代わりに長兄がいろいろと面倒を見てくれたそうだ。 「あんちゃん、あんちゃん」と慕ってきた、その伯父が亡くなったと言う知らせだった。 私たちも幼い頃遊びに行っては、いつも美味しい物をたくさん食べさせてもらった記憶がある。
急遽取り敢えずの支度をして、飛行機のチケットを予約し、翌朝一番の飛行機で、 駆けつけた。 思ったよりも母の様子はしっかりしていて、伯父の一人娘である姪とあれこれ段取りに 追われ、悲しみにくれる暇がなかなか無い様であった。 尤もそういう場合は忙しい方が悲しみにくれる暇がなく、却って良いのかもかもしれない。
滞りなくお通夜、告別式、初七日と祀りごとを済ませ、ひと息ついたのが翌週に入って からだった。
毎年盆暮れに帰宮すると友人達からのお誘いがひっきりなしで 二日に一度は夜の街に 繰り出すのだが、今年は伯父のこともあるので、帰ったことを知らせずにいた為お誘いの 電話も少なく、その分両親と一緒にあれやこれやとおしゃべりばかりしていたように思う。
これはこれで楽しい日々であった。
大阪に帰阪する数日前、弟宅でPCを前に遊んでいたら高二の姪っ子Mちゃんが 「大阪に行ってみたいなあ・・・。私修学旅行以外は、宮崎から出たこと無いもん!」 といって父親に訴えた。 「私11日に帰るから、一緒に行こうか?」と上目遣いで、私も弟の顔を見てみると、 その日はご機嫌だったのかして、 「そうだなあ、Mちゃんもこの冬には東京から長野に修学旅行もあることだし、飛行機 の乗り方とか、都会の様子とか覚えておいた方が良いかも知れんなあ・・・」と 以外にも好反応。
そしてついに 「よし!お父さんが費用を出してやるか!いいぞォ行っても・・・」と許可が出た。
かくして姪っ子Mちゃんの初めてづくしの旅がスタートしたのである。
(明日へ続く)
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