読書記録

2025年06月22日(日) この道の先に、いつもの赤毛 / アン・タイラー


 小川高義 訳


 ボルティモアの郊外で、コンピューターの便利屋をしながら独り暮らす43歳のマイカ・モーティマー。
人付き合いの少ない彼は、毎朝7:15になるとランニングに出かけ、その後シャワー、朝食、掃除・・・というように決まった日課を守って毎日を過ごしている。
そんなある日、マイカの息子だと名乗る青年が彼の元を訪れる。さらに、恋仲の女性には別れを告げられるという、予想外の出来事が続き、日常のテンポがズレ始めた…不器用な中年男性のやり直しの物語。

そうは言っても その青年が自分の息子でない確信があったし、昔の恋人との再会はあったものの 大した事にはならずマイカの日常は続いていく。


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