ひよ子の日記
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中学2年生の時に転入してきた男の子。 文化祭のクラス劇の音響係を担当してた私が、 「保健室でのしんみりしたシーンに、あう音楽があったら持ってきて下さい」 と言った次の日に、ただひとりだけテープを持ってきてくれた。 でも中身はメタリカ(ヘヴィメタル)だった。 「ご、ごめん‥。このシーンには‥ ちょっと(ぜんぜん)合わないみたい(・・;)」 死ぬ程嬉しかったのに、 その曲を使えないもどかしさや切なさを今でも覚えてる。 いっそリハーサルの時に、使ってみれば良かった。 あの頃のわたしには、そんなユーモアのセンスがなかった。ばか! そして、またある日。 隣の席で両足を首に掛けて、椅子に座ってた。 「な、なにしてるの?」 「ヨガだよ」 友達にからかわれながら、笑ってヨガをやる姿は すごく、すごく、すっごおく、変だった。 変なのに |_-。) ポッ 胸をときめかせていた私はもっと変だったのかも。 あぁ、でも大好きだったなぁ。 何も言わずに卒業しちゃったけど。
ひよ子
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