なか杉こうの日記
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2005年07月03日(日) |
Visit to Kyoto |
ここんところ、京都に通っている。というのは大げさだが、まったくの用事で先月と今月と行った。またしばらくして、日帰りで行く。京都に行くと町の名前の読み方が全くわからない。四条、三条、二条と数が少なくなるほどに北なのですね。 そして加茂川沿いに北上し、下鴨の方に入るとこんもり山の中という感じ。山の斜面の木々のなかを霧が這っている。
タクシーの運転手がほんとに親切で、まるで観光タクシーのごとく、説明してくれる。「五条の橋ってなんだかわかりますか」「えーと義経と弁慶が出会った・・・」「そーです。あそこに像があるでしょう」とか、「ここが歌舞伎座。歌舞伎を始めたのは誰でしょう」「えーとなんとかのおくに」「はーい、そう出雲のおくにです」しかし、疲れた。ともかく京都というのは修学旅行とあと、三、四回ぐらいしか行ったことがない。
低い瓦屋根。どこに行っても荘厳な寺院。あちらが銀閣寺、こちらが京都御所、ほんとに日本史の教科書のようだ。観光で行ったならどんなにいいだろう。
帰り、新幹線のホームでぼうっとしている。頭のなかは続く用事のことばかり。こんな古都を訪問しているのに、いったいこれはなんだろう。
今日は「新日曜美術館」で源頼朝の肖像画のことをやっていた。なんだかとても興味が湧いてしまった。
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