なか杉こうの日記
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ともだちというのは いいところもあるし 嫌なところもある 両方見てつきあえるのだろうが わたしは嫌なところが 少しでも見えると つい 近づくのがめんどうになる だから ほとんど ともだちはいないのだろう 今も毎年、 年賀状と 暑中見舞いを欠かさずくれる 中学高校のときの友だちがいる まっすぐな気性で 気楽につきあえた人だったが こちらの心の奥までは 到底到達も理解もできないのだった 楽しく話している分にはいいのだが だんだん 「この人にはなみだがない」と感じられて 嫌になった・・・ それで十年も会っていない なのに毎年二回 子供と自分 そして今は 自分が旅行したときの写真を 絵葉書にして送ってくれる あたしが 潔癖すぎるのだろうか すこしでも 嫌な面が見えると ぷい、と離れるのは 疲れる、と離れるのは あまりにも 尊大なのだろうか。
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