なか杉こうの日記
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毎日が すり減らし感覚なので これで よくまあ なんとか健康で・・・と思うのである 今ふと 市ヶ谷のお濠の ボート乗り場を思い出した つり掘りもあったっけ 電車からはよく見るものの 実際あのボート乗り場にいると ボートで浮かんでいると 水は永遠に広く 遠くを小さく電車が走る のんびりとしている たしか中学ぐらいのときに 学校でいったっけな のんびり、お濠 時間は永遠にながく 忙しい人々はみな 電車に乗って運ばれている 制服姿のわたしたちにとって 時は平たく流れていた 学校に行くというのは 近代が子供に与えた 永遠のプレゼントである なにせ 働かなくて、いいのだ きわめてirregularなことである 生活一切から切り離し すぐには役立たないような知識を 一斉に与える場所 学校。 頭でっかちの 生活能力のない子供ができる 自分もいささかそうである 共同体の剥奪。
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