なか杉こうの日記
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2006年04月20日(木) おそるおそる・新幹線「のぞみ」

わたしはいつも
おそるおそる
書いている
水面に
ひょっと足の指をつけるごとく
そっとつけては
ひゃっと離す。
おそるおそる

まともに向き合えばよいのだ

*****

新幹線「のぞみ」はあれはヒトの乗る列車ではないのではないか。
あれほどに速い地上の乗り物に
ヒトは乗ってはいけないのではないか
あれほどに
風景が過ぎ去ることは
体験してはいけないことのように思われる
がたがたがた
極端に揺れる車体
あんなにビュレットのごとく
過ぎ去る風景に
なんの意味があるか
あれくらい
急ぐならば
空を飛ぶのならばわかる
地上をゆく
風景がまるで意味のないもののように
過ぎ去る
シュールの絵の
灰色の
無機的な世界である
のぞみ、はこわい
じぶんの構造が
破壊されるような気がする


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