なか杉こうの日記
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こどもがどんどん危うくなって、これは動物でもしない、人類存続の本能から逸脱する、異常なことである。 秋田県の男の子を殺害したあの女の供述は聞いていていらいらさせられる。なぜテレビニュースはその言葉をそのまま流すのだろう。聞いていると一見、同情をさそうような言葉でもある。それ以前に女児をなくしたとき、テレビのチカラだかに出演していて、その時も体が麻痺してしまって・・・などといっていたが、あの言葉はよく、カウンセリングでクライエントが自分の心情を述べるのとよく似ている。
つい、共感しなくては、と思うところが、危険なところだ。おかしい、おかしい。ゼッタイにおかしい。この人はおかしい、と思う。
数年前文京区でお受験に落ちて、受かった子供を殺害した女がいたが、そのときはこんな「○○くんにはほんとうに悪かった、合掌したい」などという言葉はなかった。または放送されなかった。
ひとの境遇が自分とくらべて良く見えるから、という理由だけで人を殺す。おかしい、おかしい。
理由がなんであれ、こんかいの「動機」になるには、あまりにも、おかしい・・・。
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