慈雨の日記

2006年01月27日(金) まるで呪術の道具みたいな愛の形。




娘の宿題のために、子供の頃の育児日記等を探し始めて2日目。
入っていた育児サークルで毎年子供へのメッセージとか、
その年の出来事とかをまとめて本をつくってくれていたのだが、
それが、一番いい資料かも!と思い当たる。
だけれど、探しても探しても見つからなかった。
「き〜!!」
あるはずの物が、見つからないと、かなりイライラする性格。
ブーブー(キーキー?)言いながら探したけれど、なかった。
そして、今朝、目覚めた時に「あ・・・物品庫の奥のダンボールって確か思い出の品とか入れてあるはず」と思い出す。
掘り出してみたら(整理が悪いので、まさに掘り出す状態)
入ってました〜。

なくしたと思っていた子供のへその緒もちゃ〜んと入ってた。
ファーストシューズもある。
おお、らっきー。

ん?

その箱を覗き込んで一瞬ギョッとする。
小さな壜に、人間の髪の毛が。

よくみたら、子供たちの髪の毛を、記念にと保存していたらしい。
子供の初めて切った髪の毛を筆にするとかっていうのがあるが、
そこまでお金をかけるつもりはなく、記念に取っておいたに違いない。
ケチなわたしらしい物品だ。

でも、今見ると、なんかの呪術の道具みたいでちょっと怖いよ。
のろいの人形とかに埋め込んじゃうような、あれね。
私の愛の形って、なんとなく違うところに走っていたのね。

バス停で、その話を他のママにしたら
「あ〜、あたしも、初めて切ったツメとってある」と言っていた。
うひゃあ、ツメもなんとなく呪術の道具っぽいよ。


でも、結局捨てられずに、箱の中に戻してしまった。
また数年後にギョッとすることだろう。


 < 過去  INDEX  未来 >


慈雨

My追加