慈雨の日記

2006年02月05日(日) 間宮兄弟。




↑説明がないとわからないでしょう。洗濯物です。
右端の黒いのは、主人の靴下。知りたくなかった?

今日は息子のヤマハのグレードテストだった。
ま、幼児科だからね、そんなたいしてがんばらなくてもいいんです。
それに、まあ、落ちることってほとんどないだろうし。
それなのに、心臓がバクバク。口はからから。
と、そんなに緊張したのは、息子じゃなくて、私でした。
今からこんなんで、受験になったら、私、大丈夫だろうか。
おろおろ。
息子は、いつもどおり、ちゃんと弾けたし、ちゃんと歌えました。
(いや、いつもより、よかったかも。)

昨日は江國香織さんの「間宮兄弟」を読了。
「間宮兄弟」は、刊行当時すっごく読みたかったので、
いっそ買ってしまおうかとおもっていたのだが、
がんばって、我慢して図書館で借りました。
こういう人って、いるいる!という兄弟の話。
ふたりのツーカーさと、少年っぽい遊び、二人だけの仕来たり、
あたりが、読んでいて楽しかった。
そして、我が家の姉弟も「二人だけの世界」を居心地よく過ごしてばかりいるので、将来こうなったら、どうしようと少し不安になる。

でも、友達が多いから、その人が幸福かと言えばそんな事無いと思う。
以前誰かが「上っ面だけの友達が100人いるよりも、本当に大切な友達が一人でもいるならそれで十分だ」と
言っていたけれど、本当にそうなんじゃないかな。
だから、間宮兄弟は、かわいそうに思えて、
実は普通の誰よりも「幸福」の中で過ごしているのかもしれない。

とか、思った。

そして、図書館で借りて来た本のストックがなくなった。
ああ、今日本屋で買うかどうしようか迷った「博士の愛した数式」
買ってくればよかったなぁ〜。
(面白いのだろうか?)


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慈雨

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