慈雨の日記

2008年02月01日(金) しまった!ここが落とし穴か。




今日は、学校で、学習参観といって、その年学習したことを発表する会みたいなのがあった。
3年以降は調べ学習の発表なのだが、
低学年は、それぞれ「この一年でがんばったものをみてください」ってことで、
九九だったり、縄跳びだったり、けんだまだったり、楽器演奏だったりする。
息子は去年音読、今年は「漢字」にした。

漢字、彼は記号好きなので、いまのところ漢字はかなり得意。
字を覚えるというより「絵」を覚えるというか、「記号」を覚えるというか。
2年なら普通なのかもしれないけれど、
うちはおねえちゃんが普通じゃないので、息子は本当手がかからなくて楽。
漢字ならいいんじゃないか、と私も思ったのだが。
3日ほど前、スーパーに買い物に行ったら、同じクラスの男の子がいて
「今日、S(息子)、先生の問題に5問中2問しか答えられなかったんだよ」と。
「え?!」
(出来の悪さに驚いたのではなく、そんな話を息子から全然聞いていないことに驚いた)
「書き順がダメなんだ」

そ、そうか、そんなところに落とし穴が!!
確かに、彼は昔から書き順が大変におかしい。
でも、書き順のテストでは(何画目に書くかとか)はかなり出来るので放っておいた。
(よ〜く考えれば分かるらしい)
でも、そうか、黒板を使うので、書き順がバッチリわかってしまうわけで。
公衆の面前で先生に「書き順違うから、バツ」と次々バツをもらう息子が頭をよぎる。
まずい、これは、まずい。

帰ってきてから2日かけて2年生の漢字を1から書き順チェック。
それはもう、鬼のようにやりましたのですよ。
かなり怪しいところもあるけれど、ま、この程度ならなんとか、と今日、本番。

お友達のお母さんが問題を出してくれる。
「目を回す」「引力がある」「土地をたがやす」「新しい年」「汽車にのる」

そして、彼は!!!!
「や」と「年」と「車」の書き順を間違えたのだった。

しまった・・・1年生の復習をするの、忘れてた。
しかも、ひらがなからやらなきゃならなかったか!!

助かったのは、丸付けするのもそのお母さんで、優しいので(漢字はあっているし)全部丸にしてもらったのだ。

が、先生終わった後息子に耳打ち「ひらがな一つと、漢字二つ・・・」

言う?!普通そんなこと、言う?!
本人がんばったんだから「がんばったね」くらい言ってやってくれ。
さらに、先生、わざわざ私の近くに来て

「ひらがな一つと、漢字二つ、書き順違いました」とにっこり笑顔。

くっそぉ〜。また負けた。
何が負けたかわかんないけど、先生に会うといつもそんな気持ちになってしまうのだった。
でも、この前読んだ本に、「書き順なんてどうでもいい。要はかければいいのです」って書いてあったぞ。
・・・あまり共感しなかったけど。

息子は九九も得意なので、九九にすればよかったのに、と思ったのだが、
実際今日見てみたら、九九をやった子供たちの計算の速いこと。
なんか、もうね、あれは、頭の中にインテルが入ってるよ!くらいだった。
どれもどれってか。
まあ、息子だからね、期待してはいけなかったのだな。

でも、がんばりました。
先生がくれないようなので、お母さんから花丸!


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慈雨

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