■一つ目の恋愛�あ�


何年か振りに会った彼は、すっかり変わっていた

独り暮らしの部屋の中にはアルコールの空き缶や空びんが山に・・・

北海道くんだりから、やっとの思いで会いに行ったのに
会社の寮の同僚たちと飲みに出かけてしまう

寮の隣はネギ畑
そんな田舎町
車の音さえしない、街燈さえない土地で
真夜中、独りぼっちにされた

私を気にしたその人は、明け方近くに帰宅して
私を抱いた

酔った勢いだったのかもしれない
同僚たちに気づかれないようにと、早朝に帰されてしまった

二人が離れてしまった数年間
その人は【人の妻】になってしまった私を
もう愛しい目では見てくれなかった

北海道へ帰った私は、その人と数年ぶりに会った胸の痛さと
すっかり変わってしまったその人の想いの痛さで
しばらくは立ち直れないでいた
2005年01月10日(月)

歌でも唄って / こころ

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