何年か振りに会った彼は、すっかり変わっていた
独り暮らしの部屋の中にはアルコールの空き缶や空びんが山に・・・
北海道くんだりから、やっとの思いで会いに行ったのに 会社の寮の同僚たちと飲みに出かけてしまう
寮の隣はネギ畑 そんな田舎町 車の音さえしない、街燈さえない土地で 真夜中、独りぼっちにされた
私を気にしたその人は、明け方近くに帰宅して 私を抱いた
酔った勢いだったのかもしれない 同僚たちに気づかれないようにと、早朝に帰されてしまった
二人が離れてしまった数年間 その人は【人の妻】になってしまった私を もう愛しい目では見てくれなかった
北海道へ帰った私は、その人と数年ぶりに会った胸の痛さと すっかり変わってしまったその人の想いの痛さで しばらくは立ち直れないでいた
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