チャックルの日記
INDEX過去未来


2005年04月20日(水) とうとう彼も

休職となってしまった。
昨日、意を決して私と同じクリニックに予約して行く気になってくれた彼。
病名は「躁鬱」だそう。うつ病でなくて良かった。。。
同じ先生にかかって、大筋において言われることは同じだったみたい。
先生の考え方が統一しているというのか、「会社のことはどうでもいい、
大事なのはあなた自身が元気になること」と言われたらしい。一緒だ。

彼は休みたがっていたけど、実際「休んだ方がいい、休みなさい」(ここが私と違う。
私は「休んだ方がいいよぉ」と当たりがソフトだった(^_^;))
と言われたことにはショックだったらしい。
社会に必要のない人間、と思ってしまったみたい。
ん〜、休みやすいようにと「(会社なんて)自分がいなくてもナントでもなるよ!」
と励ましたのは逆効果だったか(-.-;)

私はそう思うことで気が楽になったんだけどな。
迷惑かけちゃって悪いな、という気持ちが薄らいで楽に休めた。
でも彼は自分がいないと回らない、と思っていたかったんだ。実際そうなんだけどね。
今の職場・会社で彼の存在意味は大きい。私なんかと比べ物にならない。
だけど、それに遠慮してちゃ体調はどんどん悪くなる。何より自分を大事にしなきゃ。

それにしても、彼は最近元気になってきた私のことを『半プー』と呼んでた。
給付金もらっていながらブラブラして半分プー太郎みたいなもの、だって。
失礼しちゃう(>_<)
その彼が、今度は自分が同じ立場になった。
今年、職場に挨拶もなしにうつ病休職から突然会社を辞めたKちゃんと同じで、
自分が散々批判していた人と同じことをやるなんて恥ずかしいよね。
だから人のことはとやかく言わないの。いつ自分も同じ目にあうか分からないんだから。
そういう意味では、自分は今まで間違っていなかったと自信もてる。
人の批判はしない。優等生と思われても慎む。それが正しいの!

さて、彼はこれからどうするのかな。最初の診断書も自分では持っていかない方がいいらしい。
となると、頼りはお母さんか。ショックだろうな、お母さん。
ついこの間まで元気に通っていた一人息子がいきなり(私は過程を知っているからまだまし)
病気になって会社も休むなんて、気丈なお母さんだからさほど心配はしてないけどかわいそう。

こうして彼の側にいると、自分の親の気持ちが分かる気がしてきた。
きっと親も色々私に聞きたかっただろうしもどかしかったんだろうな(今でも)。
彼が元気ないのは辛いけど、いい体験をさせてもらいました。
あとは彼のことも大事だけど、それに振り回されず自分のことをちゃんとしていかないとね。


チャックル |MAIL

My追加