2005年07月18日(月) |
イサキとメジナをもらう |
午後3時頃、兄から電話がかかってきた。 今日、海釣りに行ってきて、 「ものすごいから、見に来い」と言う。 必ず来なさいと言う。
こういうときに行かないとひねくれるし、 新鮮な魚もくれるというので、 あたふたと夕方から兄の家に出かけた。
どうやら、昨日の夜から泊まりがけで、 千葉方面の海に行って来たらしい。
兄の家は、自転車で30分くらいの ところにあるのだが、今日はとても 暑かったので、途中まで自転車で行き、 途中から電車に乗ることにした。
行くと、すでに、兄の友人達が 来ていて、魚を見ていた。 (自慢のために呼んだらしい) 兄は、私が行くと、ほらこれだと 行って大きな60センチほどもある タイを見せてくれた。
「あらぁ、すごいわね」 「なんか、感動が小さいね、あんたは」 不服そうなので、 気を取り直して、 「わぁーーっ、すごい、これお兄ちゃんが釣ったの、 すごーーい!」と言い直した。
すると、やっと満足そうに、 「最初から、そういうふうに感動しなさい。 どうだ、スゴイだろう…」と 兄はとても嬉しそうである。 その大きなタイを何度も持ち上げてみせる。
誰も写真を撮ろうと言わなかったら、 自分でカメラを持ち出してきて、撮っていた。
確かにすごいタイである。
「こっちにももっとあるんだよ〜ん」 と違う冷凍ボックスを開けると、 そこにスゴイ量の魚が入っている。 本当に大漁だったらしい。
「なんて言う魚?」 「こっちがイサキ、こっちがメジナ。 刺身にすると、どっちもうまいよ」
私に見せ終わってから、 タイをおろしはじめた。 (私が最後の見せる人だったのである)
兄は魚の名前はほとんど知っているし、 魚のおろし方は、本当にうまい。 せっせとおろしている。
おろし終わったところで、味見会となった。 「本当は刺身は、明日の方がうまいんだけどなぁ」 兄は残念そうに言う。
「うっ、うまい」 しかし、おろしたばかりの刺身はどれも とてもおいしかった。
帰りに、8匹ほど魚を持たされた。 みんなに分けても、まだ余っていたのだ。
明日は、この魚をおろさねばならない。 ありがたいが、私は、 魚をおろすのはあまり得意ではない。 どうもうまくできないのだ。
そうだ、近所の魚屋のおじさんに頼んでみよう、 きっとやってくれる… (やってくれるかな?)
てなわけで今日の我が家の冷蔵庫には、 イサキとメジナがごっそりと入っている。 これをどうして食べよう… 明日からメニューを考えることにする。
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