まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2012年12月26日(水) ■本からの話…世界の偉人たちから届いた10の言葉 日本への「ありがとう」から

《お知らせ》

■『そうだったのか!この違いがわかれば、
 きっと許せる「男女の違い105」』第13号」 
 をアップいたしました。↓
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 今回のテーマは、
 「望んでいるセックス、愛を感じるタイミングの違い」
 デリケートな話題ですが、さらりと読んでいただけると幸いです。
 そういうわけにはいかないところもあり「ショックだ」との
 感想もいただいておりますが、そんなところばかりではないので、
 一部ではありますが、見てみてくださいね。
 どうぞ、よろしくお願いいたします<(_ _)>





昨日は、失礼いたしました。
無事に、法事を終えることができました。

気がつけば、12月ももう少し。
早いなぁと感じております。
体調管理をしっかりしていきましょう。


さて、今日は、
昨日紹介する予定だった本を紹介します。
いい話集なので、どうしても紹介したくて。
今日から2回に分けて紹介しますね。
お正月休みにでも、ぜひ読んでみてくださいね。
こちらの本です。


「世界の偉人たちから届いた10の言葉
日本への「ありがとう」」

波田野 毅著







読むと、嬉しくなります(笑)
そして、グッときます。
そして、日本ってすばらしい、
日本人ってすばらしい、
でも、周りの国々も人々も
すばらしい、そう思えてきます。


この本には、
感動する話が10話書かれています。

◆アインシュタイン
 私は日本と日本人に魅せられています
◆ヘレン・ケラー
 ヘレンと日本人の友情
◆チャップリン
 世界の喜劇王の願い
◆エジソン
 発明王と「武士道」
◆ジョン・レノン
 松尾芭蕉とジョン・レノン
◆ゴッホ
 日本人になりたかった画家
◆ザビエル
 日本の道徳と文化に驚嘆
◆ガリレオ
 「地動説」に登場する「日本」
◆杉原千畝(ちうね)
 シンドラーを越えた正義の人
◆エルトゥールル号事件
 善の連鎖



どれもいい話なのですが、
今日は、この中から、
私も全く知らなかった話、



◆エルトゥールル号事件
 善の連鎖




を紹介します。
この話は、トルコと日本のつながりの本で、
トルコの教科書にも書かれているそうです。
(P97〜103から引用)



《日本への恩返し》

1985年、平和な日本では、
つくば科学万国博覧会が
茨城県つくば市で開催され
大変な人気を呼んでいました。

しかし、中東の地では、
イラン・イラク戦争が両国都市への
ミサイル攻撃などで一層激化していました。

そしてこの年の3月。
突然イラクのフセイン大統領が

「今から48時間後にイランの上空を飛ぶ
 飛行機があれば撃墜する」
と発表したのです。


さあ、大変です。

日本人の技術者や商社員、
そしてその家族など大勢が
イランにいました。

脱出を図ろうとしますが、
各国の航空会社は自国民を
救出するのを優先し、
日本人ははじきだされてしまいます。

また他の国は
救援機を緊急に手配しますが、
日本は対応が遅れました。
現地に残された日本人は、200名以上。
予告時刻まであと数時間です。




このままでは
取り残されてしまう
と、絶望感がただよったとき、
真っ赤な垂直飛翼に、
「三日月と星」の
トルコ国旗があざやかな
旅客機が飛んできたのです。

タイムリミット
1時間15分前でした。
日本人を乗せ、
大きな喜びとともに、
飛行機は旅立ちました。




この救援機がやってくる少し前のことです。
トルコのオザル首相は日本人の友に答えました。



「わかった。
 飛行機の手配をしよう。
 われわれトルコ人は、
 日本人に恩返しをしなければ
 いけないからね」




こういって、救援機を飛ばす決意をしました。
オザル首相の指示によってトルコ航空では
即座にこの危険なフライトをしてくれる
パイロットを募りました。



「日本人を救出するために
 イランに飛んでくれないか?」

すると、
なんとその場にいた全員が
志願したのです。

さらなるトルコ人たちの
善意があります。
この自国の救援機に
乗れなかったトルコ人たちは、
危険きわまりないイランの地を、
3日かけて陸路で脱出したのです。




日本人を優先的に脱出させて、
自らは危ない状況で脱出したことに対して、
非難するトルコ国民は、
誰一人いませんでした。


日本人は、なぜいきなり
トルコ航空機がやってきてくれたのか、
誰も知りませんでした。

そして、なぜこれほどまでに
トルコの人々は、
日本人を救おうと思ったのでしょうか?

それは、その時から約100年前に起こった
大きな事件が原因だったのです。


(ここまで引用)



なぜ、トルコの人々を日本人を
助けてくれたのか…
その話は、本当に感動するものでした。
この続きは、明日書きますね。



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