2013年02月20日(水) |
■病院生活での発見!その5.膝の曲げ伸ばし始まる…怖いよ〜 |
私の膝の手術をしてくれた主治医のK先生は、 なかなかのイケメンで優しいのですが、 その先生がいきなり、
「固定器具は、もう取って。 明日から、 膝の曲げ伸ばししていこう」
あまりの突然な指示に、 おろおろして、
「ひぇ〜〜、先生、 それは突然な… 固定器具はずして大丈夫なんですか? 膝、まだ情けない感じだし… 膝の曲げ伸ばし… して大丈夫なんですか?」
ちなみにこれが固定器具。
マジックテープで、しっかりと止め、 膝を固定していたのです。
「大丈夫だよ、いつまでも、 曲げないと固くなるからね。 そろそろやらないとね。 リハビリの先生にも言っておくから」
ということで、次の日からさっそく、 リハビリで膝の曲げ伸ばしが始まりました。 リハビリのY先生(男性)が、
「今、どのくらい膝曲がる?」
と、聞くので、ゆっくりと曲げると、 くの字1.3倍くらいは、 なんとか曲がりました。 少しは曲がると喜びながら、
「このくらいかな」
などと、ニッと笑って答えると、 先生は、その足を持ち上げ、 ゆっくりと曲げの角度を確認しました。
「このくらいならどう?」 「大丈夫です…」 「このくらいは?」 「ちょっと痛いかな…」 「そう…」
と言うと、足を降ろし、 今度は、膝まわりのツボらしきところを、 何度も確認し、もんだり、 押したりしました。
これが、とても気持ちいいのです。 膝の固くなった筋や筋肉が、ほぐれる、 そんな感じがするのです。
あらら、これはいいね〜 などと、うとうとし始めたら、 Y先生が、
「また、曲げてみて」
と、言いました。 おそるおそる曲げてみると、
なんと、なんと、 さっきは、 くの字の1.3倍くらいだった膝が、 まだ、くの字まではいきませんが、 ゆる〜い、くの字まで曲がったのです、 すんなりと。
「先生、曲がった、 さっきより曲がった!」
喜んで言うと、Y先生は、 こう教えてくれました。
「あのね、今は、 膝が固くなっているだけでなくて、 曲げなくちゃと思って、 緊張してるの。だから、 膝の緊張をゆるめてあげたんだよ。 膝を曲げるには、まずは、 膝をゆるめる、 これが大事なんだよ。 だから、今も力を抜いてみて」
そう言われて、力を抜いて、 Y先生に足をゆだねると、 膝はさらに曲がったのでした。
「当面は90度が目標だね」 「はい、わかりました」
こうして、膝の曲げ伸ばしは終わり、 その後、筋力を落とさない運動をして、 この日のリハビリは終ったのでした。
どきどきしていた膝の曲げ伸ばしが、 割とすんなり終わったことに安堵しつつ。
ところが、この後、 病室に戻ると、機械が 待っていたのです。
「まゆさん、これから、 膝を曲げ伸ばしする機械をいれますね。 K先生がこれもしろということなので…」 「え、機械もやる?今から?」 「そうです、そう指示がでてますから」
ベッドには、なんだか大きな 機械がでんと置いてありました。 見るも恐ろしいような機械に見えました。
なんだ、この機械! なに、これで、 膝の曲げ伸ばしするの? いったいどうやって? 怖いよ〜 怖いよ〜 でも、そんな私の思いは無視され、 私は、その機械にセットされました。
この機械との格闘の話は、 明日書きますね。 ともかく、恐ろしかったです、はい。
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