まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2013年03月06日(水) ■病院生活での発見!その12.驚きのおじさん

前回からの続きになります。
私と同じ、膝の複雑骨折をした
78歳のおじさんが、来週退院できることなり、
現在、退院に向けて、元気に日々杖無しで歩く、
リハビリに取り組んでいます。

そのおじさんと話をしていると、
こんなこともわかったのです。



「事故、って言ってましたよね?」
「ええ、バイクに乗っててね、
 赤信号でトラックの横に止ってたの。
 私は、歩道側に止っていたんだけど、
 信号が青になったので、発車したら、
 その信号をまだ渡っている人がいて、
 その人に、ぶつかったらしいんだな。
 私は、トラックが横だったので、
 その人が渡ってくるのがわからなかった…
 で、その人とぶつかって倒れて、
 すぐ、救急車。
 でも、その時の記憶がなくて、
 気がついたら、病院だった。
 その運ばれた病院が
 ひどい病院だったんだけどね」


「えーーっ、
 じゃ、人がぶつかってきたんだ
 渡りきってない人が」
「そうらしい、私は、ともかく、
 信号が青になったから、発車したけど、
 そのあたりのことは、もうわからなくて…
 人とぶつかったかどうかも覚えてないんだ」
「まぁ、大変でしたね」
「うん、膝の他、肋骨とかもおれたし、
 肩とかも打ったしね。
 でも、今は、もう大丈夫」


「で、そのぶつかってきた人は、
 どうなったの?」
「それが、その人は2,3日、病院に通った
 だけですんだらしい、こっちは、2ヶ月半
 以上も入院したのに…な」
「それは、あんまりですね〜」
「そうなんだよ」




などと、話していたのですが、
その後、このおじさんは、
びっくり仰天することを
言ったのです。




「あのね、私ね、
 よくなったら、バイクにまた、
 乗ろうと思っているんだよ」





私は、驚いて、
怖くないかと聞くと、




「事故の瞬間を覚えてないので、
 事故の恐怖感がないんだ。
 それに、今まで
 60年間も乗ってきたんだ、
 バイクに乗るのが楽しみでね」





と、おじさんは、よくなったら、
また、バイクに乗る気でいるのでした。

私は、自分が自転車で転倒した瞬間を
覚えているので、恐怖感があり、
しばらく自転車は乗れないな、と思いますが、
このおじさんは、乗ると張り切っているのです。




「もっとも、家族は
 大反対してるけどね」




私も、家族は反対だろうなと思いました。
だって、心配だもん。
でも、おじさんは、乗る気まんまんで、
せっせと病棟で、歩く練習をしているのでした。



こんな光景をみていると、
私も、やるぞ、と
元気になったりするので、
情報交換はかかせないのですね〜




また



「えーーっ、そんなことあるのぉ?
 それは、ひどいですね、
 ひどすぎっ」
「それが、あるんだよ、
 ひどいだろ?」




なんて、話も聞きました。
病院もいろいろなのだと思いますが、
この話には、憤慨しましたね〜
あまりに、お粗末で、ひどくて。

この話は、また次回に書きますね。




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