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2008年05月26日(月) おそるべしクサナギツヨシ



いってまいりました。
初瞼、初山あな。
初チュウタロウ、初トクイチ。



先週の金、土とお友達のご厚意で一回目の舞台鑑賞と、映画鑑賞ができたわけです。
それ以来、乙女のちっちゃな(?)胸と空っぽの脳内はチュウ→トク→チュウ→トク・・・の繰り返しであります。



チュウトクチュウトクチュウトクチュウトク・・・・・
あわわわわわわわ・・・・・



舞台に関しては、わたくし一回目「それはやめておいた方がいいかも・・」と警告を受けたにもかかわらず、双眼鏡で「チュウタロウさんガン見」をやってしまいました。
わかってはいたのです。
これをやると舞台全体がわからなくなるんだよな・・・って・・・



でもでもでもでも!
一旦その状態でチュウタロウさんの表情を見てしまったら、もう双眼鏡はわたしの目と一体化してしまいました。
なんとしても離れやしません。



そこで、もう諦めました。
もう今日はこれで行ってやる!!と決意しました。



で、当然のように舞台全体をみることが出来ませんから、それに関しては中途半端な感想しか持たざるを得ない結果に・・・
この次の鑑賞のときはムスメに双眼鏡を貸してやって、しっかり全体を把握しようと思うのであります。



チュウタロウさん以外の役者さんは、台詞のみ、というおかしな状態ではありますが、そんなふうに鑑賞したチュウタロウさんの刻々と変化する表情は絶品でありました。



わたくし、今回ツヨシくんの舞台は初見であります。
伝説の「蒲田行進曲」はもちろんのこと、大好評の「父帰る、屋上の狂人」もまったく見ておりません。



そんなわたくしは、もちろん予備知識として知っていたにもかかわらず、まずあの声に驚き、感激いたしました。
こんな声がほんとにでるんだ・・・・
それが最初の正直な感想でした。



まっさらな状態でした。
上乗せする土台がない状態でした。
以前ああだったから、今回はそれ以上に・・・という期待するものはまったく持っていないわたしでした。



わたしが今回知ったのは、ほとんどチュウタロウさんの表情のみでした。
でもそれだけでも、母を恋う幼さや、胸をかきむしるような焦燥感、絶望感が感じられました
わたしには素晴らしい舞台でした。



そしてなんてまあ、かっこいい渡世人だったことか!
なんてまあ、美しい着流しだったことか!
ああ〜、あれがクサナギツヨシだなんて・・・・


次の日。
都内の映画館でお友達とひっそりと映画鑑賞。
でもこのチャンスがなければ実際のところ、いつになれば車で一時間はかかる映画館までいかれるかわからないので、ほんとにありがたかったです。



この映画。
これは素晴らしい・・・
ほんとに素晴らしい映画でした。



トクイチさんの潔さ、可笑しさ、茶目っ気、そして切なさがビンビンと伝わってきて、最後にはわたくし涙が出てしまいました。
まさか、まさか、トクイチさんに泣かされるなんて、まったく予想もしてないことで、涙流しながらビックリしてしまいました。



当時、言葉は悪いけど、忌み嫌うように思っていたカリアゲが、なんとぴったりマッチしていたことか。
もう絶対あれ以上の髪型はないでしょう、と断言できるくらい。



わたしはオリジナルは見ていないので、比べてどうこう・・ということはできないのだけれど、盲目の人の演技は文句なしなんじゃないかな・・・と。
ツヨシくんのなんといきいきとトクイチさんに成りきっていたことか。



そして、共演者さんたちがまたすっばらしい。
皆さん、ほんとに!
驚いたのが、マイコちゃんと子役くん。



この2人だけが昔の俳優さんの台詞まわしだった。
今の役者さんはああいうしゃべり方はしない。
それはしっかり踏襲してるツヨシくんでも、カセくんでも同じ。
ツツミさんも、ミウラさんも。



でもあの昔の映画の俳優さんの独特なセリフ回しのとおりに、この2人はしゃべっていた。
そこが驚きでもあり、おもしろくもあった。



風景の映像は文句なしにキレイで、あのでこぼこ道はわたしにはとても懐かしい。
コドモのころにかえったみたいな気分になる。



こんな素敵な映画にださせてもらえるなんて、ツヨシくんは本当にすごく幸せな役者さんだなあ・・・としみじみ思いました。
とてもいい映画。
とても素晴らしい映画だった。
なんとしてでも早くもう一度見に行きたいものだなあ・・・



この映画を作ってくれたイシイ監督にはくしゅ〜!
ツヨシくんにはくしゅ〜!!
共演者のみなさんにはくしゅ〜〜!!
そして、シミズ監督にも、はくしゅーーーー!!!!!



・・・な、二日間を過ごし、一旦家に戻りました。
明日また2回目の観劇に上京するのですがね。



家に帰ってからも、なんだかチュウトクチュウトク・・・で心地いいんだか悪いんだかわからない、落ち着かない気分。
その気分の正体を見極めないうちに、ドン!っと録り貯めしてあるHDDの確認作業。



とりあえず知りうる限りの番組を、延長も考慮してやたらと録画したから、タイトルみただけでため息がでた。
とにかく、ちゃんと録れているのか、早送りで確認確認。



そしてそれは「王様のブランチ」を確認しているときにおこりました。
ツヨシくんがタニハラさんの肩をマッサージし始めたところで、早送りを停止し、標準スピードに。
ツヨシくんはいつものあの天使の笑顔で「いつもありがと」とタニハラさんの肩をぽんぽんしながら言ったのでした。



その瞬間わたしは「もうヤだーーーー!」と絶叫して椅子から転げ落ちました。
「ヤだ!」はもちろん否定でないし、拒絶でもありません。
自分がまたその瞬間に、ツヨシくんの張っているクモの糸に絡め取られるのを感じたのです。


東京の2日間。
それは夢見るように幸せでうれしい時間でした。



2日連続で2人の人格を演じるクサナギツヨシを見られたのです。
いつもの穏やかな笑顔を取り払って、カレが演技者として醸し出す狂気の片鱗にふれてきたのです。
自分でも気づかぬうちにカレの放った狂気の毒気はじわじわと体内を浸食していたのです。



だから帰ってきても、心がふわふわと落ち着かない、理由のはっきりわからない居心地の悪さ、おさまりの悪さを感じていました。
なにかに感情をコントロールされてるような気分。
それはいっときも心を離れず、普通の日常生活を送っているなかでも常に頭にある。



それがクサナギツヨシの放った狂気の毒気だと気づいたのは、他でもないその本人のいつもの穏やかな笑顔に触れたときでした。
はあああ〜〜・・・解放された〜〜〜・・・
そう思いました。



いつもの穏やかなツヨシくんでない、その皮を一枚はいだ演技者クサナギツヨシ。
そこから放たれる強烈な毒は、見たわたしをまるで恋愛にも似た気分に陥らせ、そわそわと落ち着きをなくさせ・・・
それが決して不快なわけではないのだけれど、どうにも居心地が悪い。



そんな落ち着かない気分を解毒したのもまたクサナギツヨシ。
ぼくは全然かわってないよ、いつも通りだよ・・という笑顔でふんわりと包んでくれる。
でもきっとそれこそが蜘蛛の糸。



笑顔と狂気。
毒と解毒剤。
天使の笑顔と悪魔の狂気。



カレから与えられるモノ。
きっとこれからも何度も何度もその繰り返しは行われるのだろう。
一旦は解放されたように感じたけれど、じつはもっと複雑に絡まっただけなのかもしれない・・・



カレが幾重にも張った蜘蛛の糸の中で、あっちへこっちへと繰り返し振り回されて、結局はがんじがらめにされてしまう。
クサナギツヨシという魔力に。



ううううう・・・・

おそるべし・・・・クサナギツヨシ・・・



でももう逃れられないよ。
だってすでに蜘蛛の糸の中なんだから・・・・
どれだけジタバタしても、すればするほど絡まっていくばかりさ。


・・・うううう〜〜〜む・・・
こんな訳の分からないことを書いているということは、やっぱりまだ毒気は抜けていないのかも・・・



チュウとトクのせいだーーーーー!!!



なんだか、支離滅裂な日記で申し訳ありません。
とにかく、明日はまた東京でーーーーす!!
またチュウタロウさんをみて、毒気にあてられてくるのでーーーす!!



無事に帰ってこられるよう、祈っていてくださいましね。
ながながと意味不明な日記、失礼いたしました。



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