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2010年11月09日(火) 平松兄弟



志望高校に合格することに全精力を傾けていた息子は、無事なんとかそこに滑り込むとそれ以降、おそらく彼の今までの人生の中でもっとも勉強をしない時期に突入。
そのまま卒業、そのまま程度にあった大学へ。



またしてもそのまま卒業するのかと思われた3年生の就活前。
就活に有利なんじゃないかと、なんの気なしに始めた英語。



中学、高校とおしてあれほど嫌いだった英語に、彼はなぜかそのときドンピシャとはまった。
就活にはまったく活かされなかったが、どうしたのかと思うほどの夢中っぷり。



何故、その感情がもっと早く芽生えなかったのか・・・・!
そしたら、もうちょっと・・・・ま、それはこの際関係ない。



以来今でも時間があれば英会話スクールに通う日々。
彼なりの最終目的はあるようだが、そこに到達する道のりは遠く険しい。



ま、まるで日記の主役のように我が物顔に登場した息子だが、別に息子はどうでもいい。
じゃ、なんで書いたのか?



中々上達しない息子であるが、何故か発音だけは異常によろしいらしく、外国人講師の方々の太鼓判も頂いてる(らしい)
・・・かといって、ペラペラ話せるというわけでは、まったく全然絶対ない。
ただ、何故か発音だけ、いいらしい。



そんな発音だけいい息子は「99年の愛」に興味を示さず。
残念ながら、ほぼ未鑑賞。
しかし、ほぼ。



時々テレビに見入ってる母のそばにやってきては、「どうですか。おもしろいですか」とどうでもよさそうに声をかけながら、チラチラっと見ていった。
4夜目、たまたま剛、いや一郎さんの英語のセリフのシーンにやって来て画面を凝視。



「剛、いいじゃん。発音けっこういいよ、それっぽく聞こえる」と偉そうにのたまう。
なにを上から目線で・・・と思いながらも、基本的に剛くんが褒められることにめっぽう弱い母親は、あっという間に相好を崩し。



「そう?そうでしょ?お母さんもねえ、ちょっとそう思ってたんだよ〜〜」とおめでたく反応。
息子、苦笑いで一歩ひく。



「多分さあ、指導してる人のを聞こえたままに覚えてるんだとおもうんだけど〜、お母さん、前から剛くんは耳がいいんじゃないかと思ってたんだよね、だから正確にききとれるんじゃないかっておもうんだよね〜〜〜〜!!」



うかれはしゃぐ母親を冷静にみる息子。
「はいはい、剛はかっこいいし、芝居はうまいし、耳はいいし。いいことばっかりだな」
「だってしょうがないじゃ〜〜ん」



「だが、これだけは言っておこう」
息子はピシっと指をわたしの顔面につきつけ。
「歌はヘタだぞっ!」



ま、そんな会話もありつつ・・・



ほんとは息子にも見せたかった。
戦争をしらないわたしには、戦争の悲惨さ、理不尽さを伝えるすべがないから。
ドラマを通してでも、現実にもこういう悲しいことがあったのだ、と感じてもらいたかった。



しかし、いかんせん、一回2時間、5夜連続。
ちょっと興味はあったとしても、実際に視聴するほどの情熱はなかなか持ちづらかったようで・・・
こういうところ、なんとか改善の余地はないものかねえ・・・



あんな素晴らしいドラマ、そして素晴らしい芝居。
もっともっとたくさんの人に見てもらいたかったわ・・・



もし息子がみたならば、きっと全編にわたり「剛すげえ!剛すげえ!!」と賞賛の嵐だったろうに。
くそ・・・褒め言葉を聞くチャンスを一回なくしたな・・・
ああ・・・動機不純・・・



さて、初顔合わせだったのに、平松兄弟にすごい安定感を見ていたわたし。
もちろんお互いの巧みな芝居があるからこそ・・ではあるのだけれど。



ゆうべ、ビストロで中居オーナーいわく「いちゃいちゃしてる」2人を見てなんとなく納得するものあり。
剛くんのかたわらに、でっかい年下の男の子(子じゃないが・・)がいるのは非常に絵になるのだな。



安心感・・というか。
まあ、しんつよのそういう姿を長いこと見慣れてきたから、そんなふうに思っちゃうのかも知れないが。



松山くんとすごくいい兄弟だった。
またどこかで共演してくれればうれしい。



相変わらず一郎さんからの脱却ならず。
そして凄まじい役者になりつつある草なぎ剛からは永遠に脱却できず。
でも、幸せ。



そして、わたしの初登頂も迫っているのであった・・・


あんず |MAIL