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2010年11月15日(月) K2観劇



先週11日。
「K2」観劇してまいりました。



実は観劇したはいいのですが、見終わった後自分がどういう感想を抱いているのか、自分の気持ちなのにいまいちわからずにいました。
なんだか、もやもやもやもや・・・・



このもやもやは舞台に対しての「もやもや」ではありません。
自分の気持ちに対しての「もやもや」です。
自分がなにをどう思っているのか、はっきりとわからない・・・そういうもやもやです。



土曜日の夜くらいまで、そんな感じでした。
やっと昨日の日曜日になって、「あ・・こういうことかな・・?」と納得できるようになったので、日記もかけます。
土曜日までは「せっかく念願の舞台を見に行ったのに、これじゃ書けない・・・」と思っていたので・・



舞台が終わった後娘と待ち合わせをしていました。
エスタレーターの下で待ってた娘はわたしの顔を見て、不思議に思ったらしいです。
「もっときゃあきゃあ言って、目がハートになって帰ってくると思ってた」



そのときのわたしの顔にはきっと、大きな「?」マークがついていたのだと思います。
あたまの中は「?」が渦巻いていた状態でした。



堤さんと剛くん。
役者としてのキャリアももちろん、舞台の上で芝居をするという事に関しての経験値。
それを土台とした技量の差。
そういうことをわたしは失念していたのだと思います。



いや、失念ならまだいい。
多分に勘違いしていたのだと思います。



もちろん、そんなことは事前に百も承知のはずでした。
ちゃんとわかってるつもりでいました。
けれど、つもりと本音は違っていたのでした。



間がいいのか、悪いのか、数日前にテレビドラマで、役者としてまた数歩も前進して進化した剛くんを見たばかりだったので、うまいこと勘違いしてしまったのでしょう。




つまりわたしは舞台の堤さんに圧倒されていたのでした。
圧倒されて呑み込まれていたのでした。
ただただ魅入られてしまったのでした。



そこへ持ってきてハロルドの難解なセリフの数々。
あとあと考えてみれば、そんなにひとつひとつのセリフに拘泥しなくても、ちゃんと心情は理解できたはず・・と思えるのですが・・



でもその時は「え?なんのこと?」「どういうこと?どういう意味?」で頭がいっぱいになってしまって。
情けない次第であります。



そういう細かい部分もふくめて、あの時は堤ハロルドに完全に持って行かれた状態だった気がします。
多分にミーハー的心理も含めて、剛くんの舞台を満喫する気で一杯だったのに、それどころではなかったのだと思います。



そんなふうに言うと、「では剛くんはよくなかったということか」という疑問がわいてきますが、これが不思議(・・というと語弊がありますが・・)なことにまったくそんなことはなく。
そういうことではなく・・・



堤さんが素晴らしかった、とは思います。
そして多少(いや、結構)難解なセリフに四苦八苦しましたが、すばらしい舞台だったと思います。



・・ということは、2人しか出演者のいない2人芝居は大成功だったのだと思います。
つまり、とりもなおさず、剛くんはとてもいい仕事をしているんだ、ということになるんだと思います。



剛くんは自分のできる精一杯の力で、ものすごくバランスのいいお芝居をしているのだろう、と思います。
堤さんに今の全力でぶつかっていって全力で受け止めてもらって、2人だけの舞台を成功させているんだと思います。



会場では涙ぐんでいる気配がそこここで感じられました。
2人芝居である以上、どちらか一方のみが優れていたのでは起こりえない感動だと思います。



力量にある程度の差があったとしても、そこに絶妙なバランスがあってこそうまれる感動なのだと思います。
剛くんは、堤さんとそういう感動をつくりあげることに成功しているのだと思います。



剛くんのお芝居を見て、剛くんに惚れ直してベタ褒めして、きゃあきゃあいうつもりだった舞台。
けれど、その日のわたしにはまだそこまでの余裕はうまれませんでした。



もちろん、あんなテイラー、こんなテイラー・・という個人的な細かい好き奈部分はたくさんあります。
でも、それを全部かき集めてもやっぱり、堤さんに圧倒された・・というのは動かせない事実でした。



でも、そうであるからこそ、剛くんはまだまだこれから伸びる部分がたくさんあるのだと思います。
きっと、この後もどんどん伸びていくのだと思います。



それは想像すればするほど、心がワクワクすることです。
剛くんがもっともっと高見へのぼっていく、これからもますます・・・
そんなこと考えただけで胸が躍るじゃありませんか。




本当はここで「剛くんのこんなところがよかった!あんなところが素晴らしかった!」と書きたかったのに、それができないのは残念です。
けれど、それは剛くんに問題があるせいでなく、多分にわたしのほうの問題です。




わたしは舞台観劇の回数も少ない未熟者ですし、堤さんの生のお芝居をみたのもこれが初めてでした。
そんな未熟者の感想ですので、「トンチンカンなことを・・」と思う方も「わかってない」と思う方もいらっしゃるでしょう。



でも、これが初めて「K2」を観劇したわたしの偽らざる心境です。
長いこともやもやしていて、夕べようやくなんとか整理できた感じなので、まだ文章もわかりづらいかもしれませんが・・・



お友達のお陰でありがたいことにもう一度観劇のチャンスがあります。
次はきっと心を落ち着けて、堤さんのお芝居にも動じることなく剛くんのテイラーを堪能できると思っています。
一度目のテーラーより、なお進化したテイラーを見せて貰える事を信じています。



そんなテイラーに早く会いたいです。
楽しみで楽しみでなりません。


あんず |MAIL