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2012年04月11日(水) とてつもない安心感と、かなりなスリリング感



一回目。
見ました。
よいドラマが始まったと思いました。



しかし、剛くんのあの手のドラマの安心感っていったら半端じゃないね。
とにかく安心して見ていられるんだよね。



裏返せば「任侠ヘルパー」のような超ドキドキワクワク感とか、超高揚感とか、超超ミーハー心くすぐり感はないけどね。
だからまあ、言ってみれば新鮮な驚き・・みたいな感想はなかったけどね。



でも別にだからよくないというわけじゃなくてね。
タイプの違う脚本だから、それはそれぞれ違って当然だよね。



わたしは好きです。
そう、医療ドラマによくある、派手で緊迫感のあるシーンはないけど、けっこういろいろ考えさせられるシーンがあって。
自分や家族がこういう現場に直面したら、どうしたいか、どうして欲しいか・・って考えるなあ・・・



紺野先生は「白い巨塔」の里見先生みたいになるんだろうな。
内科だし。
患者のことをすごく親身に真剣に考えてくれる先生。



里見先生みたいな先生に診てもらいたいな・・・ってあのドラマ見てたとき、思ってたもん。
きっとあんな感じの先生になるんだと思うよ。



ただまあ、実際研修医がああいう行動どうなんだ?命の現場で?って思わないわけでもない。
でも、じゃあ病院側が正しいのか?っていえばそれも違ってるように思える。



それはやっぱり医者と患者のコミュニケーション不足がいけないんだと思うよ。(多田さんの場合)
素人考えだけどさ。



新見先生が、もうちょっと患者さんがうち解けられるような空気を作れたら、多田さんがもうちょっと新見先生を信頼して、いろいろ思うことを伝えてたら。
そしたら、紺野先生があんな無茶な突っ走りをしなかったんじゃないかな?ってね。



でも、わかるよ。
別に怖いってわけじゃないけど、ちょっとつっけんどんな先生だと、詳しく聞いたりお願いしたりするの、けっこう勇気が必要だし、(いいか、我慢しちゃうか・・)って思っちゃうことあるもん。



もう、あのゼリーが口元に近づくにつれ(おいおいおい!いいのか!?そんな独断で動いていいのかっ!?)ってものすごくハラハラしたよ。
なんせ命がかかってることだからねえ・・・・



処分は覚悟してるって言ったけど、かつて君の弟だった肇ちゃんは(紺野先生の弟じゃないけどね)性悪院長の策略で、次の研修場所全然決まらなかったじゃん。
あのタヌキ親父の教授だって、そのくらいやりかねないぜ。
そしたら、すずちゃんをずっと待たせてまで医者になるために費やした何年間の努力は、どうなっちゃうんだよ〜!


って、ハラハラハラハラ。
緊迫感のあるシーンはないって言ったけど、ここはスリリングだったわ〜。
正直今でも(いいのかね?)って思ってる部分もあるけどさ。



気持ちはわかる!
後悔したくない、諦めたくない気持ちはわかる!
わかるけど。



見てて怖すぎる。



まああれが「社会人経験のある研修医」っていう設定のゆえんなんだろうな。
社会人経験があるがゆえに、細かいところにいろいろ気づいちゃって、いろいろ首つっこんじゃうんだろうな。



ま、要注意人物として目をつけられたのは間違いないよね。
早々に自分で自分を動きづらくしちゃった感じの紺野先生だけど。



森下先生のいうことがものすごく正論なんだろうね。
そこをどう乗り越えていくのかな?



こんなふうに書いてるけど、紺野先生に悪い印象を持ってる訳じゃないです。
とにかく早く一人前のお医者さんになりたいんだよね。
そしてそれは自分の信じる医者でありたいんだよね。



信念を曲げない紺野裕太でありたいんだよね。



だからこちらも覚悟を決めて、ハラハラしながら暖かく見守って行きたいです。
ただとにかく、こっちが(ひい〜、こわいよう〜)と思うような無茶はしませんように。



来週を楽しみにまちますよん。


あんず |MAIL