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2013年12月20日(金) 玲子さんに始まり玲子さまで終わる



最終回でした。
あ〜、実は夕べはちょっと事情があって、リアルタイムでは途中までしか見ることができなかったのであります。



え〜〜・・・どこまでみたんっだっけ??
忘れちまった。
あの茶番劇までは観た気がするが・・・




ぼんやり観てたし、玲子さまは車に乗って去って行ったし・・・もうどうでもいい・・と思っちゃったのでね。
とりあえずさっきラストまで早送りでみた。



途中、また玲子さまがご出演だったので、慌てて普通再生に戻したけど。
玲子さまになにさせるんじゃ、ぼけ!と思ったな。



ま、そのあとはまた早送り。
ふむふむ・・追っかけってって、チューして、最終的には皆さん笑顔、と。
はい、わかりました。



あとでまた気が向いたら、最低でも剛くんの出演してるシーンだけは再生してみるか・・・
玲子さまもラスト近くでもう一回映ってたなあ・・・



・・・なんか寂しい。
ドラマが終わってしまったことでなく、剛くんのドラマにこんな扱いをしてしまう自分が寂しい。




でも、しょうがない。
気持ちの問題なので、盛り上がらないものはどうやったって盛り上がらない。
・・・しょうがないのだわ・・・



最初のうちはけっこうおもしろい、と思って観てたのに、何故こんな真逆な印象になってしまったのだ?
途中でヒロインが嫌いになったってこともあるけど、やっぱ途中からコメディじゃなくなったのが大きかったかな。



コメディなら、雑な脚本もありえない演出もある程度笑って受け入れられるものも、シリアスになるとそれは途端に不快な要素になる。
演者さんたちが迫真の演技をすればするほど、脚本と演出は真実味を求められる。
嘘っぽいのは許せなくなる。



で、ここ最近の回はぐいぐいシリアス路線でおしてたのに、(でしょ?だって笑うところなんかなかったもん)早送りで見てさえ最終回には妙なコントみたいな部分が見えた。
なにやってんのかな〜〜・・・



あと、登場人物の行動が、守さんに限らずなんだか子供っぽかったのがわたしには痛かったなあ。
守さんってもうすぐ40歳だよね。
40歳って、大人も大人、すっごい大人だよね。



19、20歳の若者じゃあるまいに・・と何度苦々しく思ったことか。
社会人としての常識とか、道義的責任とか・・・40歳目前の人とか30歳目前の人とは思えないなあ・・と。
なにやってんだ?この人たち・・・と。(こういうのもコメディなら気にならないのが、シリアスになると目についてしかたなくなる)



そりゃ大人だって恋はするし、恋をすれば冷静でなくなってしまうときもある。
気もそぞろになったり、上の空になったり・・・



でも、その「私」の部分をできる限り「公」の場面に持ち込まないのが大人、それもけっこうな大人なんじゃないでしょうかね。
そのくらいの年齢になれば、肩や背中に背負ってるものがたくさんある。
自分の気持ちだけで突っ走ったり行動したりできない。



だからこそ、大人の恋は切ないんじゃないでしょうかね。



途中で早送りを止めたクリスマスツリーの玲子さまとのシーンをみて思ったのは、ほっとけばいいのに・・ってこと。
40近いいい大人が、どうしてもそうするって言うなら、もう周りの人間が口出しすることじゃないよ。



そうするっていうならそうさせればいいんだよ。
本人の意思なんだから。
それも一つの決断だよ。
相手の女性な気の毒・・って考えもあるけど、それはそんな男を好きになってしまったその女性の、それも一つの経験さ。



ま・・・
ドラマにそんな理屈が通用するわけもなく。
寄ってたかってみんなにお膳立てしてもらう主役。
高校生か・・・



玲子さんは最初からこんな重要な立ち位置になる予定だったのかな?
でも結局、最初のほうのコメディ部分でもおもしろかったのは守さんと玲子さんのやりとりだったし(わたしにはね)。



途中から、誰よりも大切なキャラクターになっちゃった。
わたしにとって、このドラマは玲子さんで始まり、玲子さまで終わった感があるな。



星野守さんが最後にヒロインを選ぶなら、なんであんなプロポーズをさせたかなあ・・
ほんとはちょっとだけ、守さんがあの時の自分の気持ちを貫いて玲子さんを選んでほしいって思ってたんだよね。
無理だとわかってはいたけどね。



あれだけのことを言ったからには、ちゃんと玲子さんに向き合って玲子さんのことを知ろうとして、玲子さんの気持ちに寄り添う努力をする、そして自分の言葉を「守る」。
そのくらいの覚悟をした、そんな星野守さんであってほしかったよ。




そのくらいあのプロポーズは重い意味を持っていた。
自分と玲子さんのこれからを決定づけるくらいの意味を持つプロポーズだった。
でも、悲しいかな、言った本人にそこまでの自覚はなかったみたいだよなあ・・・



そして、「玲子さんには関係ありません!」と口走る。
どの口が言ってるんだよ、まったく。
その目の前の女性にどんな思いをさせたか、わかってんのかね。



すみませんね。
玲子さま至上主義なので。
とにかく玲子さま大事なので。



そんな感じで、(最終回はまだ半分ほとんど見てないけど)観終わった「独身貴族」でした。
個人的にはドラマの内容からは途中からリタイアしちゃった感じだけど、剛くんのお芝居にはきらりとひかるものがたくさんあったと思います。



それを自分のなかで熟成して、次にはどんなお芝居をみせてくれるのか。
次はどんな剛くんをみせてくれるのか。
また、期待して待ちたいと思います。


あんず |MAIL