先日負け犬(←あまりこの言い方は好きではないのだが)の代表で売っていた杉田かおるさんが結婚した。それも大層な玉の輿婚のようである。まぁ玉の輿は乗ってからが大変なもので…。杉田さん、頑張って下さい。 さてこの芸能ニュースを聞いて勇気付けられたと同時に少なからずもショックを受けた女性もいるのではないだろうか…?特に彼女より年下の独身女性の中に。随分と前の話になるが、作家の林真里子さんが結婚された時に彼女より若い独身女性が意気消沈してしまったことがあった。何となく「このまま結婚しないかも知れない…」そんな漠然とした思いが心の中に存在していた女性達にとって、林さんは師匠のような存在であったのだ(笑)。アグネス論争の時にも(←古い話でスイマセン…)「こんなことを言ったらオールドミスのひがみと思われてしまうかも…」そんな屈折した遠慮などものともせず、林さんは自身の意見をはっきりと公言した。そんな彼女は独身女性の憧れと言うよりも、「まだ林さんのような女性がいてくれる」と言うような安心感の拠り所となっていたように思う。
私も会社の後輩やその他諸々の女性達に(特に30代の中盤位までの女性達に)私が結婚したら何かショックだな、結婚しませんよね?…と面と向って言われることがある(苦笑)。 私の場合も私が結婚退職でもして職場からいなくなることが寂しいという気持ちよりも、まだ私がいるという安心がなくなってしまうのが寂しいからだろう(笑)。私は独身主義者などと公言したことはかつて一度もないし、また現に独身主義者でも何でもない。成り行きでこうなっているのである。しかし何故か周りの連中は皆私が結婚しないと思い込んでいるようだ(と言うか結婚出来ないと思い込んでいるのかも知れない(笑)) だから私は結婚に揺れるお年頃の女性の安心感の拠り所となっているわけだ。 会社の伯父様達は私に言ってくれる。「君は60位になったら結婚するんじゃない?」…もう笑うしかない。とても現実的とは思えず…。揺れる女性達の安心感の拠り所…もしかしたらこれは私に与えられた使命かもしれない! なんて…自分で自分の拠り所を確保している私である(笑)
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