しろにじ創作倉庫
いつも出会いと別れはそこにあるほほえみも涙も用意されているあまりにも自然なあまりにもありふれた 別れの舞台だったから手を差し伸べることも 肩を抱き合うこともままならなかったわけだ見送る人 見送られる人それは僕かもしれないし、違う誰かかもしれないそれは明日かもしれないし、遠い未来かもしれないけれど確かなことは 歩いていく道はそれぞれにひとつずついま風に吹かれる僕達の姿を蕾のままの花が無言でみつめている