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■ 180°違う角度
背中の向こうに置いてきたはずの 2つの過去のその先に
私は 彼を見ていたのです。
いつしか 何通も往復されるメールのなかで
私は 彼との昔の会話を繰り返すように
これまでの恋愛のことを 書くようになりました。
何が辛いって こういう恋愛って
彼の彼女とか奥さんに嫉妬してる自分がね 直視出来ないんですよ。
たぶん、違った形で出会っていたら
同じ人を好きになるくらいですから、 自分が大好きな彼が好きになった人ですから、
その彼女さんも きっと素敵な人なんですよ。
でも、状況が状況だから それを素直に受け入れられない。
タブン、その状況になった人は すべからく「ツライ」のではなかろうかと。
理由はそれぞれでしょうけども。
受け入れられるわけは無いとおもいますよ。
それを受け入れるのも愛情のうちだ と思っていた時期が私にもありました。(苦笑)
でも、受け入れない理由として 彼女が彼の恋人だった というのは理由にならないと そう思ったんです。
波風を立てないからってだけで 思慮深いって言ったわけではありません。
杏子さんの言う「経験から波風を立てない行為」が 思慮深いという表現に含まれているかもしれませんが、 それだけではないと思っているのです。
やはり杏子さんの根っこの優しさがあってのことなのです。
そんなこんなで、 その反動が全部将悟さんにいっちゃったんですよね
彼にはトコトン甘えました。 一緒に寝るときは、腕枕を強要しました(笑)
将悟さんと別れたキッカケは 私の両親の反対があったからです。
でも結局のところ その重圧に耐えられるだけの気持ちが お互いに無かったんだと思います。
彼も、 「今すぐこっちに来いって言える度胸は自分には無い」 と素直に言っていました。
それでいいんだと思います。
それと同じように私も、 「今すぐ仕事をやめて横浜にいく勇気は無い」 という本心がありましたから。
いつの話ですか? どれくらいたちましたか? どうですか? キモチは落ち着いてきたのでしょうか。 まだまだ、心、ざわついてるのでしょうか。 俺にそんなところを見せるのはいやですか?
杏子さん
どうしてmixiにメールくれたんですかぁ。
きゅぅ っと
左耳の奥が締め付けられるように痛むのを 私は感じました。
鮮やかに 濃くなってゆく
伏線を目の当たりにする その切なさ。
今の私が見ていたものは
過去から180°違う角度にいる 彼であったはずなのに。
2008年09月02日(火)
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